車窓から見える風景は、大都会から田舎道へと変わっていった。
車窓からの風景はまるで水田のようだが、これは田んぼではない。
ここでバラマンディーが養殖されているらしい。
こんな池のうちの一つが今回の目的地のようだ。
運転手のナッちゃん、お疲れ様〜・・・って
ん？ 何だそのリール付きの銃は？
なになに？ これで銛を撃つ事ができるって？
おーい、今日は漁じゃなくて釣りですよ〜（笑）
ちなみにここは宇侍見さんが仲間から情報収集して案内してくれた穴場的な池らしい。
果たしてここで本当に釣れるのか？
そんな心配は無用だった。
開始早々いきなりヒット！
けっこういい型だぞ。
その姿は日本のアカメとそっくり。
しかし色が違う。
ボディーは銀ピカのプラチナシルバーで、瞳は赤ではなく金色。
色はアカメよりゴージャスな感じだ（笑
迫力ある魚体だが、怪魚と呼ぶには美しすぎるような気がする。
数投毎に水面炸裂！
そしてパワフルファイト＆ジャンプ。
こりゃ楽しいわ^^
とはいえパワーと破壊力は８０ｃｍのシーバスの比ではない。
リーダーはすぐにボロボロにされ、ST-66フックや70lbクラスのスプリットリングは伸ばされ、ルアーは破壊される。
目の前の激しいジャンプは迫力満点！
ただし吹っ飛ばされたルアーは、自分の顔面に向かって一直線に飛んでくるので注意が必要だ。
とはいえ、ここまで入れ食いだと、人間側のファイトも段々雑になってくる。
池が浅い（多分１ｍぐらい）ので、深く潜るルアーは使いにくいが、ミノーにもガンガンアタックしてくる。
写真のルアーはレア
あまり速く動かし過ぎると良くないようだが、ゆっくり誘ってやると水面炸裂。
浮かべておくだけでも果敢にアタックしてくる。
写真のルアーはK-TENリップルポッパー
ってか、そろそろ飽きてきたぞ（笑
タイ料理のお弁当だが、これがウマイ！
そして我々にこう言った。
「この池に何匹の魚がいるのかって聞いたら、２千５００匹だって」
なんと、この８０ｍ四方ぐらいの小さな池に２５００匹！？
そりゃ釣れるはずだ・・・
リーダーに被せたビニールチューブもボロボロだ。
ジャンプを繰り返して激しく暴れるそのファイトは、予想以上の破壊力だ。
しかし、こんなになってしまったルアーでもまだ釣れる・・・
ゲンキマンさんとエイジ君は釣りに飽きてしまったようで、写真撮影をして遊んでいる。
バラマンディーがジャンプする瞬間の迫力ある構図を狙っているようだが、はたして上手くいったかな？
