深夜釣行 > 釣行記 > 2006/ 3/11 > の続き
明るくなってから向かったポイント
それはWARA王が今大会の本命ポイントにしていた地磯だった。
険しい山道と崖を降りないと辿り着けない地磯
そういった場所こそ誰にも叩かれていない聖地である。
KAZUくん、AJIくんの2名は地磯でのWARA王の行動にはついていけないとの事で車で休憩。
SIMAくん(自分)がWARA王のお供としてついて行く事になった。
リュックサックにタックルと飲み物を詰め込み、ロッドをベルトで束ねて崖下りの準備する。
ヒラスズキも出る場所との事だったので、SIMAくんはシーバスタックルも装備した。
WARA王の先導で山道を降りる。
天気もよく最初はピクニック気分だったが、暫く歩くとそんな気分はどこへやら
険しい山道に悪戦苦闘しながら必死でWARA王の背中を追う。
20分ほど山道を下り、さらに崖を降りて地磯に辿り着いた頃には太モモの筋肉がプルプルしていた。
SIMAくんは最初にシーバスタックルをセット。
WARA王にポイントを教えてもらってヒラスズキを狙ってみる。
磯際や小さなサラシにルアーを撃ち込んではみるがサッパリ反応がない。
仕方ないのでエギングタックルに持ち替えて水深のある地磯先端に移動。
WARA王も地磯を移動しながらチェックしているが、チビアオリの反応が1回あっただけらしい。
苦労して降りてきただけにこのままでは帰れない。
足場の悪い磯をウロウロしながらエギとルアーを投げ続けるが一向に反応がない。
シーバスタックルにメタルジグをセットして青物を狙ってみるがこれも無反応。
2時間後・・・
何も釣れなかった。
WARA王も諦めモードで、本命ポイントは完全に空振りに終った。
20分かけて降りてきた山道を、30分かけて戻る。
やっとの思いで車の所まで辿り着いた時に、シャツは汗だく膝ガクガク状態だった。
本命ポイントが空振りに終った事で、我々は作戦の変更を余儀なくされた。
西海エリアは捨てるべきか?
4人であれこれ相談した結果、午後から由良半島を叩いてみようという事になった。
ファミリーレストランで昼食をとり、由良半島に入ってみた。
しかしこちらでも状況は芳しくない
ロープ際を探っているとチビアオリが見えたのでエギのサイズを落として狙ってみた。
チョンチョンとアクションをつけて誘うとすぐに寄って来る
そしてその中の1杯がエギを掴んでスーッとバックして行くのがハッキリ見えた
ビシッ スカッ
掛からない
もう一度やってみる
チョンチョン誘ってフォール
寄ってきたチビアオリがエギを掴んでスーッと後退
ラインを送っていくと、エギを掴んだままススーッとさらに後退
ビシッ スカッ
ここらの豆イカはスレているとは聞いていたが、エギの危なくない持ち方まで学習済みなのか?
豆イカに遊ばれただけで次のポイントへ移動
何箇所か叩いてみたがシャローには豆イカしか居ない。
そこで親アオリを求めて水深のあるポイントに入った。
試しにエギを足元に落として水深を測ってみると26mもある。
エギのシンカーに糸オモリを巻いてキャスト
ディープに潜む親アオリを狙うのだ。
ここでWARA王が大きくロッドを曲げた!
グイグイ締め込んでいたが、巻き上げ途中で痛恨のバラシ。
いる!いますよ親アオリ
次にKAZUくんのロッドが大きく曲がった
グイグイ来てます
水深があるのでなかなか浮いて来ないが、やがて水中にボンヤリと姿が見えた
ん?
なんか青白く光ってるんですけど?
あれ?
なんか回りながら上がってくるんですけど?
カツン!
硬い甲にギャフが弾かれて刺さらないんですけど?
ボトムの釣りなら俺に任せろ
移動!(爆)
愛媛県に見切りをつけ、夕まずめは会場に近い高知県のポイントへ移動した。
ここで港内を攻めたSHMAくんの1投目にヒット
お約束のタコ
2投目にもヒット
おまけのタコ
防波堤の外向きを攻めたWARA王らにも反応はなく、前日プラは終了となった。
そして反省会は海や山やへGO!
この暖簾の向こうに暖かい笑顔が待っている
天然ブリの刺身 美味いであります
スマのタタキ 美味いであります
Yuki兄さんの天然ブリ皮焼き マジ美味いであります
自家製白菜漬け 白いご飯が進むであります
グレの焼き切り 珍味であります
ちいこさんの卵焼き フワフワで甘くて美味いであります
父ちゃんのスルメニンニク漬け 臭いけど美味いであります
持ち込み素材も料理して頂きました。
アオリイカのお刺身 やはり美味いであります
そして最後に出ました
たこ焼きに見えるけど
入っているのはKAZUくんのモンゴ(笑)
お腹いっぱいになったら急に睡魔が襲ってきた。
ここでブリーデンのヤマラッピさん御一行様と合流
一気に宴会モードになだれ込んだが、SIMAくんは睡魔に勝てず寝てしまった。
ZZZZ・・・..
翌日の大会本番に続く