深夜釣行 > 釣行記 > 2005/5/28-2

SRS日本海遠征 夜の部


コテージはロフトやテラスもついていて、5人で泊まるには十分な広さだった。
しかも温泉つき♪
広い露天風呂に浸かって疲れを癒し、その後少し仮眠をとった。

夕食はついていないので、コテージのキッチンで自炊となるが、ここでタニシェフが料理の腕を振るってくれた。
僕等が寝ている間に食材の買い出しまで行ってくれていたようだ。

タニさんも取材で徹夜明けなのに・・・、ただただ感謝!

大雑把な「男の料理」かと思いきや、結構手の込んだ料理でした。

本日のお品書き

・メバルのトマトスープ
・メバルとガシラの刺身
・アコウの姿造り
・アオリイカのゲソとエンペラと鶏肉のキムチ炒め
・豚ヒレ肉ステーキ
・アオリイカの刺身
・オニオンサラダ

コテージのテラスで黄昏の日本海を眺めながらのディナータイム

料理はどれも激ウマで、あっという間に完食~。


もう大満足でコテージで休憩しているとタニさんの携帯が鳴った。
「おっ、伸弥くんや♪」
 明日合流予定の辻原さんから電話が入ったようだ。
 プロの会話というものに興味があったので、失礼ながら聞き耳を立てさせてもらう。

「こっちは異常ナシですー」
 
ふむふむ、○ボ・ホゲリのプロ的な表現だな。メモメモ。

「取材はどうでしたか?」
  
取材・・・素人には縁遠いキーワードだ、。伸弥さんも取材釣行に行ってたのか。

「おおっ、さすがやりますねー」
  
伸弥さんは釣ってるらしい。さすがプロ。

「こっちはイカが2ハイだけですわー」
  
そうそう、タケちゃんと、海族の方は1パイずつ釣ってるな。

「それと、しまっさんがナブラでアコウ釣りました」
  
むむっ、タニさんその説明は微妙に中途半端のような気が・・・。(イヤな予感)

「はっはっは、伝えときます。じゃあ明日」 

プチッ

「しまっさん、伸弥くんからの伝言で、さすが宇宙軍、異次元の釣りですねー、って伝えといてって」

だーーーーっ! ここでもネタですか?(涙)



そうこうしているうちにすっかり暗くなったのでメバルゲームへ。

タニさんが案内してくれたメバルポイントは、朝待ち合わせをした漁港の外向きだった。
昨夜の取材釣行では大型メバルが釣れていたので期待大だ。

ポイントはシモリが複雑に点在する地磯で、ライトが海面を明るく照らしている。
海面から頭を出した岩に波が当たって、磯際には大きなサラシが渦巻いていた。
底には藻が密生しているのも見える。

「あのサラシの中にメバルが居ますから、藻面や磯際を引いてみて下さい。」
とタニさんからアドバイスをもらう。
サラシ・・・今までのメバゲーには出てこなかったキーワードだ。
半信半疑で真っ白なサラシの中にワームをキャストすると、波に揉まれて磯や藻に掛かりそうになる。
戸惑いながらもやっていると、ヒット! こんな所にホントにメバルが居るとは驚きだった。
まあまあの型のようだったが、寄せてくる途中で針外れでバラシてしまった。
期待を込めてキャストを繰り返していると、20cm弱の瀬戸内サイズが釣れてきた。
「タニさん、釣れました~」
「ハハハ、それはココでは最小サイズですね。初めて見ました。」
どうやら日本海最小記録を更新してしまったようだ。
という事は次はサイズアップしかないので期待が高まる。
しかし後が続かない。
暫くしてやっとメバルが釣れたが、なぜかサイズダウン。
なんで?
フグにワームをかじられながらも、いろんな場所を攻めてみるとまたヒット~。
さらにサイズダウン(爆)
続けて同サイズを追加。
トドメは10cmの豆アジだった。

他のメンバーも同様に苦戦しているようだったので、暗闇にポイントを移動したが、こちらはアタリなし。
大きく移動して常夜灯下も叩いてみたが生命反応なし。
粘っていれば時合が来て入れ食いモードに入るかもしれないが、そんな元気も残っていなかったので明日に期待して撤収となった。


爆睡、そして翌朝へ続く・・・

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