深夜釣行 > 釣行記 > 2017/09/18
台風１８号
２０１７年９月１７日（日曜日）
大型で強い勢力の台風１８号が接近。
その勢力を保ったまま我々の住む四国を直撃しようとしていた。
もちろん暴風雨が吹き荒れる深夜に出かけるような事はしない。
とはいえ台風後の増水が気になって仕方ないのもシーバスアングラーの性である。
テレビの台風情報を見ながら翌日のタイドグラフもチェック。
奇しくも翌日は敬老の日でお休みなので釣りに行けるのだ。
うん、これなら早朝の上げ潮がよさそう。
河川の本流筋は大濁流で釣りにならなくても、小場所なら安全だし魚も釣れるだろう。
吹き荒れる暴風雨を子守唄に、明日に備えて早めに就寝。
そして迎えた台風一過の朝。
風はまだ残っているものの空はカラッと晴れている。
昨夜の暴風雨がまるで嘘のようだ。
アスファルトの路面もすでに乾き始めているが、路上には風で飛ばされてきた葉っぱや枝が散乱していた。
まだ潮位が低いので、最初のポイントは河川最下流部の脇にある小さな水門に行ってみる。
現場に着いてみると、まだベストな潮位ではなかったが、ちょうど排水機から勢いよく雨水が吐き出され始めた。
まずは足元の護岸際にルアーを落としてそのままロッドで横に引っ張ると下からシーバスが突き上げてきた。
しかしこれは惜しくもフッキングには至らず。
さらに護岸際の隅に向かってルアーを動かすと今度はヒット。
７：１０ ヒットルアーはナイトレイド８０F
まずはセイゴながら最初のポイントで幸先よく釣れてくれた。
ここからはサイズアップを狙って周辺のカケアガリや橋の下のシェード等を撃ってみるが反応がない。
そこで別の川に行ってみることにした。
本日２本目の川に到着。
先行者がいたので挨拶して少し離れた場所からスタート。
まずはいつものように橋の下の壁際を撃ってみるがシーバスが飛び出してこない。
１ヶ所目の河川もそうだったが、これだけ濁っていればシェードに魚が集まっているという状況ではないようだ。
そこでメタルバイブ（IP-18)でオープンエリアを手早く広く探っていく事にした。
その２投目にドスンとヒット！
直後に水面を割ってでたシーバスは明らかに７０UPのナイスサイズ。
しかしそのエラ洗いでルアーを吹っ飛ばされてしまった。
残念。
しかしこれで今日のパターンが見えてきた。
いつもならデイゲームはシェードを丁寧にやるのだが今日はド茶濁りなので状況が違う。
オープンエリアにも魚が散らばっているようだ。
ここで別の場所でやっていたさだぼう！さんから入電。
あちらは増水しすぎで釣りにならないようだ。
こちらは排水撃ちやオープンでバイブ速巻きに食ってきている状況を伝えるとこっちへ来るとのこと。
ふっふっふ、さだぼう！が着く頃にはこのポイントを叩き切っておいてやるぜ(￣ー￣)
電話を切ってからメタルバイブで遠投速巻きを繰り返しシーバスからの反応を待つ。
しかしショートバイトが２回あっただけでなかなかヒットに持ち込めない。
そこでミノーに戻していつものセコ釣りに切り替えて影だ隅だ際だを撃っていくと
８：１０ やっと本日２本目
８：２０ そして本日３本目だがサイズが伸びない
（ヒットルアーはX-80SW Shallow）
８：２４ ４本目も同サイズ
（ヒットルアーはX-80SW Shallow）
８：２７ ５本目はサイズダウン
（ヒットルアーはX-80SW Shallow）
久々のシーバスゲームで勘が鈍っていたが、やっと俺が今日のヒットパターンの答えに近づいてきた感じがする。
しかし連発はいいのだが、どうにもこうにもサイズが伸びない。
と、ここで対岸にさだぼう！さん発見。
何やら魚を釣った様子だったので見に行くと
オープンの排水近くにバイブ投げたら７０ｃｍ釣れました〜(´▽｀)
おいおい、後から来ていきなりそれかい！
やっと答えに近づいてきたところで、最後の答えを持って行きやがってコンチクショーめ・・・
そしてここからは２人でめぼしいポイントを叩いていく。
９：００ 本日６本目が釣れたがやっぱりサイズは５０ｃｍクラス
（ヒットルアーはima 2017 - K-太 77 SUSPEND）
台風直後のこのチャンスに１本ぐらいはデカイのを釣っておきたい。
その焦りが釣りのリズムを狂わせたのか、ここからは掛けてもバラシのオンパレード。
さだぼう！さんと２人でさらに別の川に移動してそこでも良型を掛けたのにバラシ連発。
さらに別の川に移動してもショートバイトとバラシのみ。
シーバスからのバイトは得られてはいるが、自分のタイミングで食わせられていない気がする。
自分が思っているのと違うタイミングで不意に食われるのでショートバイトになっているのか？
久々のシーバスゲームで勘が戻りきっていないようにも思う。
行く先々でシーバスの反応はあったが、朝の部は家からの帰ってこいコールで時間切れとなってしまった。
せっかくの台風増水パターン、このままでは終われない。
朝がダメなら夜がある！という事で夕食後に再出撃。
まずは朝イチでシーバスを釣った水門に行ってみる。
すると排水も出ているし潮位もベストだし濁りも残っている。
これは頂きでしょう！
この状況なら魚の付き場所は絞れるので足元の護岸際を攻めてやると
１８：３８ １本目 （ヒットルアーはTKLM"8/9.5"）
２本目はバラシて
１８：４０ 連発〜♪ （ヒットルアーはTKLM"8/9.5"）
４本目をバラシたところでこのポイントは反応がなくなった。
小場所を撃ち尽くした感があったので別の川に移動する。
次の川が本日の本命ポイントだったが、思ったようにシーバスの反応が得られない。
キングさんに遭遇したので様子を聞いてみるがまだ釣れていないとのことだった。
橋の下や壁際をネチネチ探っていってやっとこさ
１９：５０ 本日３本目だがやはり同サイズ （ヒットルアーはTKLM"8/9.5"）
その後もバラシはあったものの、どうやら魚は多くないようだったのでこの川に見切りをつけて移動。
最初の川に戻ってきて橋の明暗を攻めてみる。
するとコツンと何度かショートバイト。
そのアタリの感じからしてちびっこセイゴっぽかったので、正体を確かめるためにルアーをサイズダウンすると
２０：３８ 案の定３０ｃｍぐらいのセイゴちゃん
（ヒットルアーはベイルーフ マニックフィッシュ88）
セイゴで遊んでいても仕方ないので、上流部の水門周りを攻めてみる。
するとここでも不意のバイトを完全に乗せられずにヒット直後のエラ洗いでバラシ。
（デカそうだったのに・・・）
さらに暗闇の壁際、水門際を攻めているとモソッとしたアタリが来てアワセを入れる。
ドスン！
あれ？ゴミ？
いや、なんか動いてるのでゴミじゃない。
重量感はあって引いてるけどエラアライはおろか走ることもない。
引っ張っると寄ってくるので足元まで寄せてライトで照らすと
２１：００ ランカーサイズのミシシッピアカミミガメ
だめだ、ランカーシーバスどころか釣りがネタ寄りになってきた。
釣りを立て直すために別の川に移動！
本流筋から外れたところにある排水機から勢いよく水がでているのを見つけたので撃ってみる。
排水直下は無反応。
排水横の護岸にある水門でショートバイト１発。
さらにその向こうの壁際でやっとフッキングに持ち込んだものの
２１：３０ 今日このサイズ何本目だ？ （ヒットルアーはX-80SW Shallow）
その後もう１ヶ所だけ叩いてみたが、この日は結局これで終了。
みんな大きいの釣ってるのに、なんで俺だけこんななの？
とはいえ、久々にがっつりシーバスを追いかけてみたが、やっぱりシーバス楽しいやん^^
これから秋のハイシーズンに向かうので、またシーバスにも力を入れていこうかなと思ったのだった。
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