深夜釣行 > 釣行記 > 2013/06/20-22

濁ったらデイゲーム


6月19日水曜日。

昼前から降り出した待望の雨は、時には豪雨となり深夜まで激しく降り続いていた。

これなら明日の朝はどこかにパラダイスができてるかも♪

期待を込めて朝4時に目覚ましをセットして早目に就寝。

平日だけど久々にシーバスゲームをやってみる事にした。


6月20日木曜日

朝4時に起きて外を見ると、まだまだ強い雨が降っていた。

どうやら一晩中降り続いたようだ。

1ヶ所目の川は川幅いっぱいの激しい濁流。

とても釣りになりそうになかったのでパス。

2ヶ所目の川は、排水ポンプがフル稼働中で泥水を吐き出していて条件はよさそうだ。

レインウェアに長靴で川岸に降り立ち釣り開始。

まずは今日の魚の付き場を探すため、怪しげなスポットを順番に叩いていく。

水面、壁際、護岸の角や隅、カケアガリ、水中障害物、水門、シェード、排水直下。

そして最初のアタリを捉えたのは、排水の流れが当たる壁際だった。



釣れてきたのはガリ痩せの50弱

きっと今まで食うモンなくて腹ペコだったのね(笑)

さらに追加を狙って先ほどの壁を丁寧に探ってみるがノーバイト。

水門際や橋の下の影の奥を攻めてみても反応なし。

そこで別の排水からの流れが当たる壁にルアーを通して見ると一発でヒット。

まぁまぁサイズがエラ洗いしたが、それでルアーを吹っ飛ばされてしまった。

どうやら本日のキーワードは「流れの当たる壁」のようだ。

まぁセオリー通りといえばセオリー通りなのだが・・・

完全に夜も明けて、潮位もベストな感じになってきたので、最初に釣れた流れ壁をもう一度攻めなおす。

すると足元からシーバスが飛び出してきて、ルアーを咥えて反転。

続いてこちらに向かって大きくジャンプしてきたが、これに対応できずにバラシ。
(リールのハンドルを掴みそこねて糸ふけを回収しきれなかった)

同じ場所では続けてアタリがなかったので、また別の排水が当たる壁にルアーを投入。

すると今度は落ちパクで50cmクラスがヒット。


やはり「流れの当たる壁」

今日のキーワードが確認できたところで時間切れ撤収となった。



6月21日 金曜日

お仕事上の懸案事項も上々の結果で片付き、ルンルン気分♪(死語?)で早上がりした金曜日の夕方。

曇ってはいるが雨が上がった空はまだ明るく、仕事帰りのデイゲームができそうだ。

そういえば今日は夏至だったっけ?

こんな日は排水撃ちやドブの壁撃ちセコ釣りではなく、オープンエリアでフルキャストしたい気分だ。

そこで河口のオープンエリアに行ってみる。

潮位ヨシ、濁り上々、流れも効いていて、ベイトは岸際にマイクロベイトがチラホラ。

この条件ならトップが楽しかろって事で、タックルボックスから愛用のTDペンシルを・・・

あれ?入ってない。

けどフェイキードッグがあったのでこれで行ってみる。

流れの筋の向こうにキャストして、ドックウォークさせながらドリフトで流す。

TDペンシルよりもキレイなドッグウォークが簡単にできるかも・・・

流れの筋を抜けて手前のタルミに入ったところで、ドバン!と目の前で水面炸裂(驚)

やりぃ♪

反転ダッシュ、エラ洗いを数発見せてもらい、最後はゴロタにズリ上げ成功。


サイズは60チョイだが、元気いっぱいの魚だった

さらにこの後も一発水面に出たが、これは乗らず。

そうこうしているうちに、辺りは薄暗くなって潮位も上がってきた。

そこでミノー(TKLM9/11)にルアーチェンジして広く探ってみる。

するとやはり手前の流れのタルミでゴツン!

キターッ!

けどなんかヒキがおかしいと思ったら


40UPのチヌさんでした

気分よく夕マズメを過ごせたので、この日はこれ以上深追いせずに暗くなったところで撤収した。


6月22日

完全に雨は上がって晴れ間も見え始めた土曜日の午前。

河口ではまだまだ雨の影響が残っているに違いない。

土曜日はお休みなので朝9時前からのんびり出撃した。

晴れの日中となればシェード撃ちだろって事で、まずは橋の下の影にルアーを入れていく。

濁りは良い感じだし、水面炸裂が見たいのでトップオンリーで攻めていく。

すると壁際にうまうキャストが決まった時だけ水面炸裂!

けど乗らない。

もう1回!

壁際ドッグウォークでドバン!

また乗ってない・・・けど楽し〜(^-^)

もっと壁際の奥へ!

カチン・・・TDペンシル死亡。

もっとスローに水面波動で奥の壁際を!

カチン・・・エスフォー死亡。

ううむ、キャスト精度が狂ってる・・・

愛用ルアーを2個も壊しただけで、やがて反応が無くなってしまったので移動。

次の川では排水口周りからチェック。


すると1つの排水口から泥水がトロトロとゆっくり排出されているのを発見。

写真だとわかりにくいが、排水の周りには小さなベイトの群れが寄っている。

ベイトの群れは時折追われているような動きも見せるので、泥水の下にはシーバスがいるのかもしれない。

そこでベイトの群れの下にSasuke SF-95を通してみる。

無反応。

立ち位置を変えて違う角度からもう一度。

無反応。

今度はルアーがベイトの群れに差し掛かったところで強めのジャークを2発。

ルアーに驚いたベイトがパパッと散る事で、下にいるはずのシーバスの捕食スイッチON!

ベイトが散った後には、逃げ遅れて取り残されたように漂うSasuke SF-95


ふっふっふ、食わずには居られなかったろ?( ̄ー ̄)

ルアー丸呑みディープスロート状態だったので、バラシの心配はなさそうだ。

そこで玉網ではなくカメラを取り出し、エラ洗いの瞬間をカメラで狙ってみる。


全然タイミング合わないし(^^;)



何発か跳んだけど、その瞬間をカメラで捉えるのは自分の腕前では無理だった



時間かけすぎて危うくリリース不能になるところだった・・・


この川ではこれ1匹だけで、続く反応は得られず移動。

別の川の排水門では、1投目から良型のシーバスが食ってきたが、昨日と同じミスをしてしまいバラシ。

そうこうしているうちにお昼時になってしまったので撤収とした。



梅雨入りは早かったが、その後全く雨が降らなかった今年の梅雨。

やっと降った大雨で、シーバスの活性は一気に上がっているようだ。

もちろん夜も良い釣果が期待できるが、今回は明るい時間帯を選んで遊んでみた。

泥水を割って出るシーバスの姿が見えるデイゲームは夜とは違った楽しみがある。

大型こそ出なかったが、あっちでもこっちでもでシーバスの反応が得られて十分遊ぶことができた。

どうやら呪いは解けたようだな( ̄ー ̄)

この雨でベイトも川に入った感じもあるので、濁りが落ち着いてもしばらくは遊べるかな?

来週も週間天気予報には傘マークが並んでいたので、今後にも期待!



おしまい


釣行記目次に戻る