深夜釣行 > 釣行記 > 2012/5/1
鯉とシーバスの違いを検証する
4月30日 シーバスGP2012 第2戦最終日。
今回自分は60cm+54cmで11位という不甲斐ないスコアで最終日を迎えてしまった。
あららんダメじゃん、という事で最後の勝負に出撃。
深夜のウェーディングでノーバイト。
仮眠の後、朝マズメ勝負でランガンしてみるが、シーバスからの反応が得られない。
そしてここが最後と決めて入ったポイントでついに・・・
意地の一本を引きずり出したのだった。
シーバスが若干オレンジ色に見えるのは、朝日が反射しているせいかと。
(ナニカ問題でも?)
ところが、この写真を公開したところ、友人たちから次のようなコメントが寄せられた。
■確かにオレンジ色に見えますね・・ 口も普段より小さいですね・・ (高知県・や○や○さん)
■そのどや顔の訳は!? もう勘弁してください(・_・; (宮崎県・ア○ソ○さん)
■多少の問題が有るとは思いますが、立派な魚ですね!!(笑) (広島県・チャー○さん)
■シーバスの口にヒゲが(;゚Д゚)! (小豆島・や○べぇさん)
■シーバスと鯉のハイブリットってヤツ・・・ですか (神奈川県・ニ○ベ○さん)
■あっ、お口に髭が・・・。 (笑) (徳島県・岡○さん)
■えっとヒゲがあるのでメンドリ(オジサン)の日本記録サイズでしょうか (高知県・岡○さん)
■オラも鯉釣りましたがフック外そうとしたら...6万相当のタックルと河へ消えて逝きました...(´A`)シクシク (高知県・愛○さん)
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まぁ最後の愛○さんのネタはともかくとして・・・
この朝日を反射して神々しく輝く魚が、皆にはどうやらシーバスではなく鯉に見えているらしい。
おーし、皆がそこまで言うんなら、オイラにだって意地がある。
これがシーバスってヤツを見せてやろうじゃないか!
という事で、シーバスGP2012第3戦の初日となる5月1日。
ピュアフィッシングのプロスタッフであるゲンキマンさんの協力を仰いでデイゲームに出撃する事にした。
「ゲンキマンさん、みんなに鯉とシーバスの明確な違いってヤツを見せつけてやりたいのです。」
「どうかよろしくお願いします。」
「わかりました、僕に任せて下さい。」
「え? ゲンキマン先生・・・もしかして そっちっすか?」 (゚Д゚;)
まぁそれもアリか・・・ってな事で
讃岐富士をバックに
パン鯉にGo! (`・ω・´)シャキーン
(↑非常にバカっぽい写真ですが、まだまだバカっぽい写真が続きますので、気にせずに読み進めて下さい。)
とりあえず昼飯のうどんを食ってから釣り開始。
川沿いの道路を進みながら、鯉が溜まっていそうなポイントを探すことから始める。
すると橋の下の日陰に鯉が群れているのを発見。(よく見る光景だが)
橋の上からパンの耳をパラパラ撒いてみると、パクパク食べ始めた。
これなら一撃でしょう♪
って事で、ジャンケンホイ!
先攻はゲンキマン。
食パンをちぎって針につけて投入するとソッコーでヒット!
しかし次の瞬間、コンクリートブロックにリーダーが擦れて切れてしまった。
リーダーはフロロ3号にだったのだが、コンクリの角に当たってはひとたまりもない。
まぁ針はバーブレス(ヘラブナ用スレ針)だったので、外れるでしょう。
という事で攻守交代。
次は自分の番だが・・・、おや?1匹バラシたせいで鯉が随分散ってしまったぞ?
周辺をウロウロして探してみるが、警戒心が高まっているようでチョットでも人影を見せるとどこかへ消えてしまう。
パン鯉なんて楽勝だろうとナメてかかってたが、こうなってくると結構難しいじゃないか・・・
と思ってたら、ゲンキマンさん再びヒット!(流石)
今度はちゃんと足下まで寄せてきた。
おおっ、さすがゲンキマン先生
ん? もしかしてそのクネクネ感は・・・
せ・先生、魚が違います!
それじゃナマパンですがな(笑)
これでこのポイントからはすっかり鯉の姿が消えてしまったので移動。
鯉の姿を探して再び土手沿いも道を走る。
やはり橋の下の影には鯉が群れているのだが、パンを撒いても反応しない群れはスルー。
そして支流の水門からの流れ込みで鯉が溜まっている場所を発見。
試しにパンの耳を流してみると、数匹の鯉がパンに反応した。
それでも人影を見るとやはり警戒しているようだ。
今度は鯉になるべくプレッシャーを与えないように、身を低くしてそっと水際に近づく。
足音をさせないように、そっと、そぉ〜っと
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先生、通行人の視線が痛いです
っていうか、ええ年したオッサンが道端でほふく前進してると "痛い人" に見えちまいます。(涙)
しかしこのアプローチが功を奏して
獲ったぁ〜
自分も身を低くしてそっとパンを流すとヒット!
先生、メバルタックルでは止まりません!めちゃくちゃヒキますぅ
ラインは太くしてあるので根ズレさえなければ切られる事はないだろう
じっくり弱らせて、最後は空気を何度か吸わせてからタモ入れして。
獲ったどぉ〜(デカっ)
この後、さらにもう1本追加。
このトルクフルな走りはなかなかのものだ。
これが鯉の顔です シーバスとは違うでしょ?
皆さんわかってもらえましたか?(ナンノコッチャ)
さてその後も遊べる場所を探してランガンを続行。
この釣りで大切なのはポイントへのアプローチ
細心の注意が必要だ
そしてひとたびヒットすれば、止まらないファーストランが楽しめる。
という事で、この続きは八武海でどうぞ。
おしまい