深夜釣行 > 釣行記 > 2012/04/26
横浜ボートシーバス
4月26日(金)
いよいよ東京湾のシーバスに初めて戦いを挑む日がやってきた。
ひとくちに東京湾と言っても結構広いのだが、今回の場所は横浜である。
この日は夕方から、とあるガイドボートを1人でチャーター予約していた。
1人で貸し切りなので4時間24,000円と、それなりにお金はかかるが、禁煙貯金でそのくらいはまかなえるのだ。
せっかくの機会なのでチョイと贅沢なゲームを楽しむのもいいだろう。
宿泊先ホテルからガイドボートの乗船場所へは電車での移動だ。
事前にホテルに送ってあったロッドケースとバッカンを担いでホテルから駅に向かう。
ところが、このタイミングでキャプテンから入電。
ある問題が発生したとの事で、急遽出船不能になってしまったとの事だった。
あららん、これも宇宙の運命なのか・・・?
これから代わりのガイドボートを探してくれるとの事だったが、急に探してもそんなのあるのか?
諦め半分でとりあえずキャプテンからの連絡を待つ事にした。
そして数分後・・・
これからすぐに出船可能なガイド船が見つかったとの連絡。
マジで!? なんてラッキー♪
さっそく紹介してもらったガイドに電話をかけて乗船場所等を確認する。
その紹介してもらったガイドボートは、東京湾のシーバスガイドのストライカーさん。
ココは数艇のボートを所有しているらしく、このような急な出動にもできる限り対応してくれるらしい。
そしてこの急な要請に対応してくた船長は、早川キャプテン。
たまたまボートの給油のために来ていたところに連絡が入ったようで、そのまま出撃となったようだ。
助かった・・・
電車で1駅、さらに迷いながらも徒歩10分で乗船場所まで辿り着き、午後6時に無事出船することができた。
いよいよ出発、ワクワクする瞬間である。
早川キャプテンのボートは、スロー航行で街中の運河を抜けて進む
そして"これぞ横浜"的な景色が広がる場所に出た。
海から見る横浜みなとみらい21
ランドマークタワーの上部は雲に隠れている。
キャプテンはここから少し走って、まず最初に大きな桟橋にボートを近づけた。
まずは桟橋の穴撃ちからやってみるとの事だ。
昼間は桟橋の下の影の中にシーバスが集まっているらしい。
水深があり、ある程度ルアーを沈めた方がいいと言われたが、深く潜るルアーは普段あまり使わないのでほとんど持ってきていない。
そこでメタルバイブ(ソルティソニック17g)を試してみる事にした。
しかし安物バスロッドでは柔らかすぎて、重いメタルバイブをビシバシキャストするという訳にはいかない。
仕方ないのでそっと送りこむように穴の壁際にルアーを落とし、少し沈めてからアクションをつけながら引いてくる。
慣れない穴撃ちゲームでいきなり苦戦(ヘタクソー)
穴の奥の奥まで攻めるという訳にはいかないが、これで何とかバイトが出始めた。
暗くなるまでに、セイゴを数匹ゲット。
ウォーミングアップは終了だ。
暗くなってからは、いよいよ港湾のライトスポットに行くとの事。
照明が海面を明るく照らし、桟橋や岸壁の際には影ができているような場所だ。
こういう場所は、岸壁際や桟橋下の影の中にピンポイントでルアーを落としたいところだ。
しかし今日は風があり、ルアーを思った所へピンポイントで投げるのが難しい。
それでもたまにイイ所にキャストが決まると、シーバスが飛び出してくる。
同じルアーを何度も魚に見せると反応が鈍くようで、違うルアーに交換するとまた反応が良くなる。
どんなルアーをどこに投げてどう動かせば、シーバスがどう反応してくるのか。
そういった事をいろいろ試しながら、数を伸ばしていく。
ある程度パターンが見つかれば、また違う事も試しながら違うパターンも探ってみる。
なかなかそんな事をできる機会はないので、これは貴重な経験だ。
釣れてくるのは大体このサイズが多い(40cm前後)
それでもサイズのわりにはコロコロと良く太っていて、サイズ以上のファイトを楽しませてくれる。
ベイトのイワシをたらふく食っていて、魚のコンディションは非常に良いように見える。
シーバスは中小型ながら、ライトタックルでやると超楽しい〜♪
横浜の夜景を海から見ながら、次々と美味しそうなポイントを叩いていく。
そして最後に早川キャプテンがボートを寄せたのは、潮通しの良い沖のバース。
ここでも良いペースでシーバスが釣れてくるので色々なルアーを試してみる。
同じルアーでもチョットした巻き速度の違いで反応に差があったりするので面白い。
そんな時、9cmのシンペン(レイジー)を漂わせると、コツンとあたって来たのはメバルだった。
これがまたデカイ!(驚)
尺イッタ?と思ったけど、計測してみると28cmだった
この後、潮の当たる側のライト下にシーバスが溜まっている場所を発見。
魚探にもベイト(イワシ)のしっかりした反応が出ているようだ。
ここでハマリにハマったパターンがミノーのジャーキングだった。
X−80SWやサラナ95Fといった、ジャークに機敏に反応するミノーをバース際にキャスト。
グリグリっと巻いてパンパンと2回連続ジャークして止めっ!
そんな「ここで食え!」というタイミングで面白いようにヒットが連発する。
たまにジャークする前に食ってくるせっかちな魚も居るが、ここまで再現性があると次は違うやり方も試してみたくなるものだ。
そこで手持ちのルアーをとっかえひっかえ、とにかく色んな事を試しながら夢中で釣り続ける。
そして気がつけば午後10時、そろそろ終了の時間だ。
今回釣れたシーバスの数は、釣りの途中(中盤)でキャプテンが「今ので35ヒット」とか一度だけ教えてくれたが・・・
最終的には・・・ワカリマセ〜ン(笑)
横浜ひとり占め気分を満喫する事ができ、十分満足してストップフィッシングとした。
東京湾は噂に違わずシーバスがたくさん居るようだ。
機会があれば次はデイゲームにも挑戦してみたいものである。
今回お世話になったガイドサービス
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早川キャプテン、ありがとうございました〜(^o^)
横浜アフターフィッシング編に続く