深夜釣行 > 釣行記 > 2011/ 3/20-21
最後の最後に
3月20日18:00〜3月21日11:00
第18回1dayシーバスグランプリが開催された。
※1dayシーバスグランプリとは当ホームページの掲示板を使って繰り広げられる一夜限りの熱き戦いである。
(詳細はココをクリック)
当日は大潮で夕方が干潮のため、開始時間はド干潮となる。
そこで18時前には河口にウェーディングし、18時の時報とともにキャストを開始することにした。
心配していた風雨も収まり、夕方の河口ウェーディングはとても気持ち良い。
18時を過ぎたのでキャスト開始。
明るいうちは水面も静かだったが、日暮れとともにベイトの群れが水面に浮いてザワつき始めた。
これは期待できるか?
しかし真っ暗になるまで1時間ほど振り続けてノーバイト。
昨年3月の1day-GPではこのポイントで開始早々80cmが釣れて優勝したのだが・・・
そんない甘かぁねぇわな・・・(苦笑)
ここからはどんどん上がってくる潮位に合せて、地元のシーバスポイントをランガンしていく作戦だ。
携帯でタイドグラフを確認しながら、速いペースで次々とポイントを撃っていく。
できれば実績の高い上げ潮が効いているうちに勝負を決めたい。
ところがどのポイントもシーバスからの反応が全くない。
小雨の降る中を10ヶ所近く移動しては目ぼしいスポットを撃っただろうか。
だんだん潮位は上がって満潮が近付いてきた。
非常に苦しい展開だ。
もはやバチ抜けシーバスに期待するしかないのか?
バチ抜けポイントに移動し、水面を観察する。
すると程なくして・・・
ゴポッ
モワン
それらしいボイルや波紋が散発的ながら水面に見られるようになってきた。
期待を込めてキャスト開始。
すると水面デッドスローで浮かせていたSasuke SF-95にショートバイト1発!
しかし後が続かない。
そうこうしているうちにやがてボイルも少なくなり、賑やかだった水面はシーンとしてしまった。
あれ?バチ抜けのピーク時間はこれからのはずなのに・・・
バチの抜け具合を確認するために、常夜灯下の明るく照らされた水面を覗きこんでみる。
あれ?藁屑みたいなゴミが吹き寄せられて溜まってる?
と思いきや、これが水面を覆い尽くすほどのバチだった。
抜け過ぎじゃ!(爆)
こうなってしまうと、逆に全く釣れる気がしない。
この濃いバチ抜けの近辺ではボイルもない。
周辺でシーバスのボイルしているスポットがないかウロウロしてみる。
しかし水面付近でバチを吸いこんでいるのは大きなボラばかりだ。
ここでHAMAさんより入電。
宿毛のGORIさんが香川に遊びに来てくれていて、近くにいるとの事だったので会いに行く。
お久しぶり♪
ここで下げ始めた潮に流されるバチを観察しながらGORIさんも一緒にルアーを投げる。
下げに入ってからは時折シーバスかなと思える波紋も出るが、残念ながらアタリがないまま終了。
時間も深夜2時となってしまったので、ここでお別れして自分も帰宅することにした。
夕方6時から夜中の2時まで8時間。
こんなに長時間釣りしたのは本当に久しぶりだった。
残念ながらノーフィッシュに終わってしまったが、本気で釣りした8時間は充実していた。
さて、1dayシーバスGPの他の参加者はどうなのかな?と掲示板で携帯をチェック。
みんな苦戦しているようだったが・・・
No.13465 - 2011/03/21(Mon) 00:44:18
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チクショー、ゲンキメン釣ってやがる。
しかも77cmだと?
このままじゃチームピュアーフィッシングのワン・ツーフィニッシュじゃねぇか!
とはいえ自分は小雨の中8時間も釣りして疲れていたので撤収。
一旦帰宅して布団に入った。
そして翌朝8時、目覚まし時計の音で再起動。
朝食を食べてから再度出撃した。
1day終了時刻は午前11時なのだ。
まだだ、まだ終わらんよ・・・
最近のデイゲームの実績ポイントに来てみると水質は激濁りだった。
これは期待できるのか?
さらに水面を観察していると、あちこちで波紋が出ている。
しかしこれはどうやらボラ臭い。
しかしボラある所にシーバスありという事もあるので、さっそく攻撃開始。
メタルバイブ(コアマンIP-26)を大遠投&ファストリトリーブでシーバスの反応を探っていく。
すると着水ど同時にドスン!
これは・・・
間違いなく水面付近を泳ぐボラにルアーを直撃させてしまったようだ。
しかも大遠投した先。
しかもボラがデカイ!
しかもどうやら尻尾付近に針が刺さってしまったようだ。
めちゃ重い〜(涙)
腕がだるくなるまでファイトさせられて・・・
ボラのアナル付近にルアーが刺さってやがる(これは重いハズだ)
しかもランディングネットに変なヌタヌタが絡みついて取れない。
ネットがめちゃボラ臭い〜(オエッ)
テンションダダ下がり〜(涙目)
そうこうしているうちに残り時間は1時間を切ってしまった。
心が折れかけたが、最後まであきらめる訳にはいかない。
水路の奥、水門、橋の下のシェードと次々と撃ってまわるがどこも反応がない。
残り30分で別の川に移動を決断。
しかし移動して来てみたものの、こちらの川は澄み潮&ベイトなしで状況はあまり良さそうにない。
とにかく橋の下のシェードを撃ってみる。
新品のルアーをぶつけて壊すまで橋脚をタイトに攻めてみるが反応なし。
残り10分、万事休す!
ここから移動できる場所は・・・もう残っていない。
残念だがもう時間切れだ。
諦めて武装解除するしかない。
レインウェアを脱ぎ、ロッドをたたんで車に積み込む。
帰るために車のエンジンを掛ける。
名残惜しくて川に目を向ける。
すると排水機から勢いよく水が吐き出されるのが目に入った。
残り時間は5分を切っている。
もう今から撃っても間に合わない。
いや、諦めるな俺!
急いでもう一度ロッドを車から降ろし、レインウェアも着ずに小雨の中に飛び出す。
リップライザー60Sで排水を直接攻撃。
2回ジャークして左右にダートさせた後、排水の流れの脇の護岸際でステイ。
ギラリ!コツン!
居た!
シーバス居た!
ショートバイト。
はっきり姿が見えたがまぁまぁの型だった。
チクショー・・・
でも針には掛ってないのでもう1回出てくるか?
ポイントを休めている時間はない。
ルアー交換している時間さえ惜しい。
そのまま再び攻撃。
チョンチョンでステイ。
どうだ?
ゴツン!
やりぃ、ついにヒットォォ!
結構良い型っぽいぞ。
しかしやりとりを楽しんでいる暇はない。
無理やり浮かせて強引にネットイン。
時計を見る。
ヤバイ!ホントにもう時間がない。
1dayシーバスGPのルールでは終了時間までに掲示板に書き込み報告をしないといけないのだ。
急いでポケットから携帯電話を取り出し・・・
あれ?携帯がない!
しまった、慌てていたので車の中に置きっぱなしだ(焦)
車までダーッシュ!
携帯電話から掲示板にアクセス。
震える指で釣果報告を打ちこんで送信!
もう一度掲示板にアクセスしてカキコミ時間を確認する。
カキコ時間は?
間に合ったか?(ハァハァ)
10:59:43
やった、残り17秒でギリギリ間に合った。
17時間の勝負の中で、残り17秒! これって結構ミラクルじゃね?
サイズは63cm
レギュラーサイズのシーバスではあるが、終了間際のミラクルな釣果に久々に興奮した。
ゲンキマンの77cmには届かないが、ジェイソンの59cmは抜いて2位でフィニッシュすることができた。
この後、ゲンキマンさんのお店に寄らせてもらい、3人で記念撮影。
左から、優勝ゲンキマンさん 3位ジェイソンさん 2位しまっ(自分)
こうして第18回1dayシーバスGPは終わった。
ゲンキマンさん優勝おめでとう(チッ)
次回1dayはいつにするつもりか知らないけど、次は絶対勝ってやるぜ!
第18回1dayシーバスGP最終成績はコチラ |