深夜釣行 > 釣行記 > 2010/10/31
宇宙軍 vs OPA! チーム交流戦
自分が所属する釣りチーム「宇宙軍」
ネットの片隅で細々と活動してきたチームだが、そろそろその存在感を世に示さねばなるまい。
そのためには有力チームとの交流戦を行い、これを撃破すべしというのが今回のミッションなのだ。
水面下で準備を進め、宇宙軍復興を賭けた勝負の日は10月31日(日曜日)と決まった。
交流戦の相手は「サントリーオーパ!」
シマノフィッシングインストラクター佐々木洋三氏が立ち上げた有名チームである。
勝負メニューはもちろんタイラバでの真鯛勝負。
完全に相手の土俵である。
(佐々木さんはテレビの釣り番組でタイラバを紹介するような人です)
有名チームを撃破して宇宙軍の実力を世に示すのじゃ〜。
勝負という事で参加人数も4対4に揃えた。
サントリーオーパ!側はもちろん佐々木代表を含む精鋭4名。
対する宇宙軍は・・・
ぽちさん、レオンさん、しまっ、助っ人Tさん(レオンさんの友人)の4名である。
自分以外はタイラバの経験も豊富。
自分もタイラバを真面目にやったのは1回だけだが、夏休みに広島のチャージさんの特訓を受けたのだ。
そして勝負の舞台は「惠優丸」をぽちさんにチャーター予約してもらった。
香川県でも早い時期からタラバに取り組んでいた遊漁船である。
これで宇宙軍復興への舞台は整った。
今回の交流戦に備えて、自分はタイラバの自作に初挑戦してみた。
材料を買ってきて、ラバーも型紙から自作して切り抜き。
鉛も100均マニキュアやら油性マジックやらアワビシートやらアルミシールやらで飾り立てた。
なかなかイイ感じじゃない?(色彩センスが変という話はありますが)
さぁこれで準備もバッチリ!
「あとは当日を待つだけだ」と思っていたら、なんと台風発生。
↓10月26日(火)時点の台風情報
しかも31日あたりに直撃コースじゃね?
さすが宇宙軍、久々の宇宙企画が台風を召喚してしまったのか?
これは延期せざるを得ないかと思っていたが、自称晴れ男レオンさんの宇宙パワーで台風退散。
台風は交流戦前日の31日に四国の沖を加速しながら通過し、31日は出船可能となったのだ。
10月31日(日)、ついに交流戦の当日となった。
オーパ!4名、宇宙軍4名の計8名を乗せた惠優丸は、朝7時にさぬき市津田を出港。
まずイイダコポイントを目指す(爆)
いや・・・、まぁイイダコもオカズ釣りとして今日のメニューとしては予定されていたのだが、朝イチからやるの?
と思っていたら、移動途中にタイラバからスタート。
しかしどうやら潮があまり動いていないようだ。
すぐに移動。
次のポイントもタイラバをやるよう船長から指示が出る。
するとここでスズキフィーバーに突入!
タイラバでもメタルジグでも釣れてくるが、ボトム付近で食ってきているようだ。
ぽちさんはタイラバで良型ゲット!
さらに小型ながら本日本命のマダイもゲットしてオーパに対し先制攻撃を仕掛ける。
レオンさんもタイラバで大物のアタリを捉えたもののラインブレイク。
しかしその後はメタルジグで連続ゲット。
助っ人Tさんも好調に釣っている。
70〜80センチクラスの丸々と太ったシーバスが次々と船上に水揚げされる。
ラインブレイクもあったので、どうやらそれ以上のサイズ(90〜メータークラス)も居るらしい。
30分ほどで船中合計9本の良型シーバスが水揚げされた。
相手チームのサントリーオーパ!側もシーバスを数本水揚げ。
佐々木さんも小型ながら真鯛をきっちり釣っていた。
そして自分は・・・ノーバイトでアブレました・・・。
あれれ?
スズキフィーバも終わったようなので、次はイイダコポイントに移動。
タックルはタイラバタックルのままでOK。
タイラバの代わりに15号の六角オモリとスッテをスナップにつけて底に落とす。
オーパ!のメンバーの中にはイイダコ初体験の方もいたようだが、開始早々ハイペースでイイダコを釣り上げている。
そりゃそうだ、イイダコ釣りなんて何のテクニックも必要ない。
交流戦の勝負は一時休戦で、全員で癒しのイイダコ釣りを楽しむ。
みんな次々にイイダコを釣り上げてはバケツに放り込んで行く。
しかしここで、ある異変に全員が気付き始めた。
これだけ簡単に誰にでもイイダコが釣れている中、1人だけイイダコが釣れていないメンバーが居たのだ。
って・・・俺やん!
なぜだ!?(焦)
レオン「しまっさん、イイダコは底を釣るんやで。中層で釣りよんちゃうん?」( ̄ー ̄)
チームメイトから野次が飛ぶ。
わかっとるわい!
それほど深い場所ではないし、流れも緩いのでちゃんと底は取れている。
船長「あんまり動かし過ぎるとイイダコが乗る間がないよ」
船長からアドバイスが飛ぶ。
そうか、焦って動かし過ぎだったのか?一応乗せる間は作ってたつもりだが・・・
ボトム放置で暫く待ってみるが・・・乗らない・・・
レオン「これ釣らん方が難しいで」( ̄ー ̄)
うん、俺もそう思う(半笑い)
けどほんまにあたらんのよ(涙目)
試しにレオンさんが自分のタックルでやってみる。
するとすぐにイイダコが釣れた。
レオン「ハイ、タックルは問題なし」( ̄ー ̄)
じゃあ何なんだ?この怪奇現象は?
みんなポンポン釣ってる中、一流目は自分だけ完全ノーバイト。
何か変な汁でも出てるのか?俺・・・
船長も首を捻りながら操舵室から出てきて自分の釣りを見てくれたが、釣り方にも問題はないようだ。
っていうか、底まで落としたら勝手に乗ってくるのがイイダコなのだが・・・
どうやってイイダコを避けてるのだ?俺は??
気分を変えるためにスピニングタックルにキンキン玉を付けて落としてみる。
するとやっと1杯目が釣れた(ホッ)
まさかイイダコごときで苦戦すると思っていなかったが、これをきっかけにポツポツ釣れるようにはなって来た。
するとここでレオンさん&助っ人Tさんはスッテではなくエギに交換。
なんでもエギを落とすとマダコが抱いてくる事があるらしい。
そしてレオンさんはこれで見事狙い通りに良型マダコをゲット!
さらに助っ人Tさんは、なんと良型のアオリイカをゲット!
おお、すげぇ〜(驚)
イイダコで大きく出遅れた自分も一発逆転を狙ってキンキン玉にエギをセット(爆)
そしてこの妙なリグに釣れてきたのは・・・
小型のシリヤケイカ(爆)
なんでオマエなのよ・・・(トホホ)
しかも船べりでリリースしようとしたら、お約束のスパイラルアタック発射。
しかも思いっきり濃厚なイカスミ顔射を食らってしまった。
いや、口の中にも入って来たから口内発射か( ゚д゚)、ペッペッ
急いでタオルで顔に付いたスミを拭い、船内に飛び散ったイカスミを海水を汲んで洗い流す(涙目で)
自分がお約束ネタをかましてる間に、皆はお土産のイイダコを20〜30杯程度は確保。
いよいよ本命のマダイ狙いに突入だ。
しかしこのところマダイはあまり釣れていないらしい。
事前情報どおり厳しい展開となった。
ここまでのチーム成績は、本命マダイは小型が1枚づつ(佐々木さんとぽちさん)
その他の釣果では宇宙軍が微妙に勝っているような気がするが決定的な差は付いていない。
まだまだ交流戦の勝負の行方は分からない状況だ。
全員真剣にタイラバでマダイを狙う。
もちろん自分も真剣にマキマキしていると、隣のぽちさんにヒット!
引きからして良型のマダイに違いない。
これを無事ランディング成功。
50cmオーバーの立派なマダイだった。
宇宙軍リード!
しかし自分はネタの部以外ではチームに全く貢献していない。
何とか小さくてもいいからマダイを釣りたい。
しかし誰にもアタリはないまま雨足だけが強まって来た。
雨の中で黙々とタイラバは修行の釣りの様相だ
ここまで自分にはアタリひとつないし、雨に打たれて心が折れそうになって来た。
ここでサゴシ(小型のサワラ)のナブラに遭遇!
50cmクラスのサゴシが水面からポンポン跳んでいる。
キター!ついに俺の出番がキター!
これまでの落としては巻き上げるという縦の釣りは俺には向いてなかったのだ(という事にしよう)
キャスティングの釣りこそ俺の舞台だぜ〜
スピニングタックルにメタルジグをセットして船のミヨシに立つ。
目の前でベイトを追って跳びまくっているサゴシに向けてキャスト&リトリーブ。
さぁ食え!それ食え!そこだ食え!
そして・・
ヒット〜!
隣で投げていた助っ人Tさんのミノーに( ̄□ ̄;)!!
そうかメタルジグじゃなくてミノーなのか!
急いでミノー(サラナ95F)にチェンジ。
アクションを加えながら高速リトリーブ。
さぁ食え!それ食え!そこだ食え!
そして・・
ヒット〜!
隣で投げていたレオンさんのミノーに( ̄□ ̄;)!!
あれれ?
これならどうだ、サスケSF95にルアーチェンジ
さぁ食え!それ食え!そこだ食え!
そして・・
ヒット〜!
ミヨシで投げていた船長に(爆)
結局サゴシのナブラ撃ちでもアブレれしまった・・・_| ̄|○||||||||||
その後タイラバに戻るも誰にも追加なし。
交流戦はぽちさん、レオンさん、助っ人Tさんの大活躍で宇宙軍の勝利で幕を閉じたのだった。
自分は勝利には全く貢献できなかったが、ネタの部で大いに貢献した(という事にしておいて)
マダイ&スズキの全釣果(この他にイイダコ多数&サゴシ数本)
雨の中お疲れ様でした〜
見事有名チームを打ち破った宇宙軍。
我々宇宙軍の快進撃はここから始まるのだ。
という事で、宇宙軍では交流戦の相手チームを引き続き募集します。
ショア・オフショア・ルアー・餌などジャンルを問わず対応します。
交流希望チームがあれば、ぜひ連絡を下さい。
しかし・・・
ネタ体質って治らないね・・・
あいたたた