深夜釣行 > 釣行記 > 2010/ 8/28

やんやんさんと遊ぼう(高知○○○遠征)


数ヶ月前から密かにあたためていた遠征計画があった。

遠征といっても、行き先は高知市内なので片道1時間チョイのプチ遠征だ。

8月28日(土)、いよいよそれを遂に実行に移す時が来た。

高知遠征という事で、狙いの魚はもちろん・・・ヤツ

今回は現地ガイドとして、浦戸湾奥のスペシャリストであるやんやんさんをアサインした。

もうこれで釣れたも同然( ̄ー ̄)

頼んだぞやんやん君!


香川を出発したのは午後8時過ぎ。

この計画に乗って来たさわっさんと一緒に2人で高知を目指す。

午後10時前に高知市内に到着し、現地ガイドのやんやんさんと合流。

やんやんさんが最初に案内してくれたのは、狭い水路のような場所だった。

数百メートル続く狭い水路を3人でルアーを投げながらどんどん上流へ向けて遡っていく。

ルアーを投げては歩き、また投げては歩く。

まっすぐで変化に乏しい水路なので、どこに魚がいるかポイントを絞り辛い。

とにかく歩きながら魚を探すという展開だ。

とはいえ決して退屈な釣りではない。

3人であーだこーだとお喋りしながら次々と新しいスポットを攻めていく。

どこでルアーに魚が襲いかかって来るかわからないというドキドキ感もある。

そして垂直護岸際を攻めていた自分のルアーが、突然カボッという音とともに水中に消えた。

ラインを張って魚が乗っている事を確認。

思いっきりアワセを入れる。

ロッドが大きく曲がり、水しぶきを上げて魚が暴れる。

ヒット〜!

ドラグは強く締めてあるし、そう大きなサイズでもないようなので強引に寄せる。

今回はベイトタックルなのでゴリ巻きファイトだ。

激しく暴れるのもお構いなしで足下まで一気にゴリ巻き。

そしてそのまま一気にゴボウ抜き!

























  
        やったぜ本命ゲット♪


そう、今回の高知遠征のターゲットは、このナマズちゃんだったのだ。

ナマズなら地元香川県でもたくさん居るのに、なぜわざわざ高知まできたのか。

その訳は・・・

やんやんさんと一緒にまったり釣りしたかったから。

別にターゲットはシーバスでもアカメでも良かった。

でもやっぱり釣れた方が盛り上がるだろうという事でナマズにしたのだ。

しかしこれだけ歩いてやっと1匹。

もっとアタリが多いかと思っていたのだが、どうやら厳しい状況のようだ。

当日の昼間に激しい夕立が降ったとの事なので、それが影響しているのかもしれない。

自分は1匹釣ったので、ここから良さそうなポイントはさわっさんに撃ってもらう。

高知まで来てナマズでボウズは許されないのだ。

しかし流れ込みなどでバイトはあるもののフッキングには至らず。

この水路では追加のないまま次のポイントに案内してもらうことになった。



次にやんやんさんが案内してくれたポイントは枝分かれした水路があちこちに伸びているようだ。

ここからは各自思い思いの水路に分かれ、本気モードでナマズを探す。

しかし・・・

各自アタリはあるものの撃沈。

時間は既に深夜12時。



やんやん「おかしいですねー、予定では既に20本ぐらい釣ってる予定だったんですけど・・・」

まっ、こういう事もあらぁね。

ここまでやって分かった事は、ナマズは単独行動で広範囲に散らばっているという事。

そして水深30cm以下のごく浅い場所に居るという事。

これを踏まえてやんやんさんが次のエリアにポイント移動を決断。



次に来たのは市内河川の水門の上流側。

この水門のすぐ下ではシーバスを狙った事はあったが、上流へ足を踏み入れるのは初めてだ。

しかし香川でもシーバスポイントの上流にナマズあり!なので期待できるかもしれない。

さっそく3人でやってみる。

するとやはりナマズは居た。

水面のルアーにガポッと何度か出るし、対岸の藪の際でも捕食音が聞こえる。

ここで何とか1本獲っておきたかったが誰もフッキングには至らず、やがてアタリが途絶えてしまった。

3人でルアーを投げまくったので撃ち過ぎた感がある。

仕方ないので3人でさらに上流側を歩いて探ってみる事にした。

そしてここでさわっさんに待望のヒット。

全体にかなり浅い場所だったので、ナマズは水面で激しく暴れている。

ウィードエリアも強引に突破して、無事抜き上げランディング成功。



  
       これは良型のナマズ


これで何とかミッションコンプリート。

やんやんさんありがとう。

さぁお客さんが2人とも釣ったから、ガイドさんも釣っていいよ〜^^

と言ってたら・・・


  
      小型ながらホントに釣って来た(笑)


遠征組が釣るまで自分は釣らず、最後に釣っても小型に留めるとは・・・

なんて優秀なガイドなんだ(笑)
 
ここで時間は午前2時前。

とりあえず全員安打という事で、これにて終了。

ナマズ釣りとしてはアタリが少なくて厳しい状況だったけど、久々に一緒にまったり釣りができて楽しかったヨ。

やんやんさんありがとう!

撤収するため車にタックル仕舞いながらも、自分は水門の下流側がチョイと気になっていた。

しまっ 「ちょっとだけシーバスやらせて」

そうワガママを言わせてもらって、急いでシーバスタックルを車から引っ張り出して水門前の護岸に降りる。

同行者2人を待たせてあるので時間はかけられない。

えっと・・・

水門は1ヶ所だけ開いてトロトロながら水は落ちてきてるし・・・

流れは垂直護岸に沿って流れてるかな?

目に見えるベイトの波紋とかボイルとかは一切ないけど、雰囲気的にはシーバスが潜んでいてもおかしくない。

数メートル下の護岸の切れ目あたりが怪しそうに見えた。

壁の角ギリギリを通せるように立ち位置を決めてルアーをそっーとキャスト。

ルアーは自分のエースルアーのX−80SWリップレスだ。

チョン ・ チョン ・ チョーン とトゥイッチして護岸の角でフワッと漂わせると

ゴツゴツ

ん?来た? それとも護岸にルアーが当たってる?

軽くロッドをあおるとグングンと魚が首を振る感触が伝わって来た。

やりぃ♪ 一投目♪

アワセを入れてファイト開始。

ガバガバという激しいエラ洗いの音を聞いて2人も駆け付けてくれた。

やんやんさんにタモ入れしてもらって無事ランディング成功。


  
      久々の高知シーバス(65cm)

帰りがけの駄賃としては十分なので、これにてホントに終了。

腹も減ったので、帰る前にお約束の「くいしんぼ如月」にみんなで行く事にした。


新メニューの「ペッパーステーキ丼」というのがあったので、自分とさわっさんはそれを注文。



エロ本を立ち読みするやんやんさんとエロ本を物色するさわっさん(嘘)




ペッパーステーキ丼をガッツリ食らう午前3時前


こうして高知遠征は無事終了。

深夜までガイドしてくれたやんやんさん、本当にありがとう。

今度は香川に遊びに来てね〜(^o^)


そして香川から高知へのナマズ遠征という酔狂な企画に乗ってくれたさわっさん、お疲れさまでした。

これに懲りずにまた一緒にあそぼうね〜(^o^)




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