深夜釣行 > 釣行記 > 2009/ 4/26
シーバス勝負じゃ!(ゲンキマン編)
4月26日、日曜日の午後9時
さてと、昨夜(土曜日の夜)は深夜までランガンして、セイゴだけど2本釣れたし
今日は冷え込んで強風が吹いているし
明日からまた仕事だし
あったかい風呂に入ってから早目に寝るか・・・
という事で、風呂に浸かって極楽モードを楽しんでいると
娘「おとーさん!電話が鳴りよるで!」
と言いながら、娘が携帯を風呂場に持ってきた。
いやいや、風呂にまで持って来んでも、上がってから掛けるのに・・
一応防水ケータイだからええけど・・・
携帯の着信を見るとゲンキマンさんからだ。
ゲンキ「もしもし、今日は行くんですか?」
しまっ「いやもう風呂に入ってます。多分このまま寝ると思う・・・」
ゲンキ「そうですか、僕は行きますけど、じゃまた今度という事で」
すまぬゲンキマン。
もう風呂にも入ってまったりモードなので、これから寒風吹きすさぶフィールドには出れないのだ。
それにしても先月子どもが産まれたばかりだというのに、全く・・・
お好きなお人だ ┐(´〜`)┌ ヤレヤレ
そして風呂から出て一時間後、
寝間着の上に重ね着をして車に乗り込む自分が居た。(爆)
明日は仕事だと言うのに、全く・・・
人の事は言えないぜ ┐(´〜`)┌ ヤレヤレ
途中気になる場所を1・2ヶ所チェックしながら、ゲンキマンさんと待ち合わせの港に着いたのは夜11時前だった。
先に着いていたゲンキマンさんに様子を聞くと
こことは別の場所でバイトはあったがノーキャッチ
ここでもアタリはあったもののまだ釣れてないとの事だった。
ゲンキ「この1投で場所代わりますね。」
このポイントは、護岸際にクッキリとできる明暗境目がヒットゾーンとなるため、2人同時に攻めることはできないのだ。
そのため場所を譲り合って交替しながら釣りをする事になる。
斜めからの強い向かい風にもかかわらず、ゲンキマンさんは明暗境目にピタリとルアーを着水させる。
さすが元JBバスプロ、キャスト精度は素晴らしい。
そのまま明暗境目をトレースするようにルアーを引いている。
ゲンキ「うっ、あたった! けど乗ってない」
よしよし、ゲンキマンはまだ釣ってはいないぞ。
先手必勝! ここで自分がサクッと1本釣ったら勝ちだな( ̄ー ̄)
ゲンキマンさんに場所を代わってもらい、自分も護岸際の明暗境目を狙ってキャスト。
自分の投げたクリアカラーのピースリーはゲンキマンの着水ポイントよりもさらに奥の明暗境目に着水。
ゲンキ「おおっ、ええとこに投げましたね」
ふっふっふ、私だってこのくらいの技は持っているのだよゲンキマン。
ところがリトリーブを開始しようとすると、風で吹き流されたラインが護岸の障害物に引っかかっている。
しまった、飛距離を欲張りすぎてサミングが弱すぎた(焦)
赤面しながら何とかルアーを回収して再度キャスト。
今度はうまく明暗境目にルアーもラインも着水させることができた。
ゆっくりと明暗境目の明るい側をトレースするようにルアーを引いてくる。
しまっ「あれ?当たらん・・・」
ゲンキ「いやいや、油断した時に当たるんですよ」
まぁそういう事もあるかもしれないので、わざと余所見してみたりするがやっぱりアタリはない。
しまっ「やっぱり当たらんで?」
そう言っているうちにルアーが足下まで帰って来たのが見えて油断したその時
ゴンッ! シーバスが真下からルアーに飛びついてきた。
しまっ「うひゃひゃ、ホンマに来た〜(爆)」
ルアーを咥えて下に突っ込んだ魚を多少強引に浮かせると、50cmクラスのシーバスの姿が確認できた。
ゲンキマンさんが攻めた後のスポットでのヒット。
ふっふっふ、見たかゲンキマン。
これで今日はオレの勝ちだな・・・
と思ったのも束の間。
ポロッ
しまっ「のいた〜(涙)」
ゲンキ「ええ〜っ」
しまっ「はい選手交代」
ゲンキマンさんにポイントを譲り、自分はルアー交換のために一旦下がる。
ゲンキ「そんなぁ、バラした後のポイントを譲られても・・・」
たはは、そりゃそうだ。
それでも正確なキャストで護岸際の明暗境目を丹念に攻めるゲンキマンさん。
しかしさすがに自分がバラシを演じてしまった直後ではアタリは来ないようだ。
自分はルアーをにょろにょろ12.5cmに付け替えて、ダメ元で沖側のボンヤリした明暗境目にルアーを投げてみる。
ところがコレにいきなりシーバスが食ってきた。
ドバババッと激しいエラ洗い。
ゲンキ「ええっ、うそぉ」
ふっふっふ、見たかゲンキマン
こっち側は攻めてなかったろ?(自分もこっちで食うとは思ってなかったけど)
ざっとこんなモンよ( ̄ー ̄)
エラ洗いも無事クリアして寄せ、足下での突っ込みにも耐えた。
結構良型のようだ。
今度こそ、今日はオレの勝ちだな・・・
と思った瞬間
ポロッ
しまっ「またのいた〜(涙)」
ゲンキ「あれぇ、もったいない」
しまっ「なんでバレるんや〜」
ゲンキ「やりとりとちゃいますか?」
ぐっ、言われてしまった。
そりゃ、やりとりが下手なのは認めるが、2連続バラシの後では返す言葉がない。
しかし、沖側の明暗で釣れるとなるとまだチャンスはありそうだ。
護岸際の明暗は2人でルアーを通しすぎたせいか反応がなくなっていたので、2人で沖側を攻める。
すると今度はゲンキマンさんにヒット。
自分とは違う流麗な竿さばきシーバスを足下まで寄せてきた。
さすがピュアフィッシング社フィールドスタッフ
魚とのやり取りも見ていて安心感がある。
仕方ないので自分はタモ係をしようと玉網を構えると。
ポロッ
ゲンキ「うっそー、外れた〜」
うひゃひゃ、やりよった、バラシよった、ざまみ・・・じゃなかった残念(^m^)
ゲンキ「なんで外れるん?」
しまっ「やりとりちゃいます?( ̄ー ̄)」
言うたった・・・
イマカツなど複数メーカーのテスターでもあるゲンキマンに、ここぞとばかりに言うたった。
笑顔がビミョーに引きつってるぞゲンキマン。
こうなったら今日はどちらが先に1本獲るかが勝負だぜ。
2人ともあれやこれやとルアーをローテーションしながらキャストを続ける。
ゲンキマンさんがルアー交換のために後ろを向いた隙に明暗境目にルアーをブチ込む。
もはや1級スポットを譲り合って交代で撃つ余裕なんてないぜ(爆)
コツン
自分にショートバイト!
チクショー乗ってない。
ゲンキ「おっ、あたった」
けどあちらも乗ってないようだ。
そうこうしているうちに2人ともアタリが途絶えてしまった。
ゲンキ「どうやら終わってしまいましたね」
しまっ「ってか、2人して終わらしてしまいましたね(爆)」
と、まあこんな感じで、短時間ではあったが笑いの絶えない釣行だった。
2人で10発ぐらいはアタリがあったのに、結局ノーフィッシュ。
ゲンキマンさんの釣りを邪魔してしまったような気もするが、たぶん気のせいだろう(笑)
今日のところは引き分けという事にしといてやるか(違)