深夜釣行 > 釣行記 > 2008/ 8/16 B
アカメ釣り大会に参戦するのじゃ〜(本番編)
8月16日(土曜日)いよいよ本番当日を迎えた。
パイプマンさんと善通寺インターチェンジ近くで待ち合わせし、高速道路で一路高知市を目指す。
片道1時間チョイのプチ遠征だ。
大会本部に到着したのが午後6時半頃
午後7時頃には愛丸さんも到着して参加受付
さあこれからこの宇宙の戦士3人で大会に殴りこむのだ!
(左から自分、愛丸、パイプマン)
この時点で大会本部には、既に小型ながら1匹目のアカメが釣れたという報告が入って来てるとの事だった
おーし、俺達もやってやるぜっ(燃)
と、その前に
これから長時間休まず釣り続けるために、まずは腹ごしらえが必要だ。
いつものくいしんぼう如月に入り、なんばんチョイススタミナを注文する。
腹が減っては戦は出来ぬのじゃ〜
愛丸が喰う!
パイプマンも喰う!
自分もとりあえず喰う。
土佐のアカメ達よ、この食欲と活性の高さを見習ってルアーに食いつくのだ!(笑)
メシを食っていると、愛丸さんと顔見知りの地元アングラーの方が来たので、談笑しつつ最近の状況を教えてもらった。
(ありがたやー)
どうやら高知市内全域にアカメは入ってきているようだ。
さて、腹ごしらえもできたし、ウェダーをはく準備として出すモノも出したし(笑)
準備は万全だ♪
午後8時、ポイントに到着すると、Tottiさんが既にロッドを振っていた。
状況を聞くと、先ほどチヌが1匹釣れたとの事だった。
Tottiさんの隣に入らせてもらって、4人並んでいよいよ釣りを開始した。
開始して間もなく、愛丸さんにショートバイトがあったようだ。
ただし、今の高知市内はチヌ(キビレ)も多く、ルアーに食いついてくる事もあるのでチヌの可能性がある。
それからしばらくして、こんどはパイプマンさんにもショートバイトがあったようだ。
(どうせチヌやろ・・・)
すると今度は、自分の右横でやっていたTottiさんが、何やら魚を掛けた。
バシャバシャしながら水上スキーよろしく上がってきたので、どうやらまたキビレのようだ。
チヌの活性だけは高いようだな・・・
と・・・
Tottiさん「アカメが釣れた」
またまた御冗談を ┐('〜`;)┌
騙されませんよ・・・
と、知らん顔をしていたら
Tottiさん「アカメ、アカメ・・・」
???
Tottiさん「アカメが釣れたよ」
へ?マジですか?
まさかそんな・・・
半信半疑でTottiさんのほうへ歩いて行ってみると
やっちゃってますやん!(驚)
さっそく大会本部の上杉さんに連絡を入れてタグを打ちに来てもらう。
全長36cm 小さくてもアカメはやっぱりカッコイイ!
背中にタグ(標識)が付けられ無事放流。
でっかくなって帰ってこいよ〜(^o^)/
この魚が今大会2匹目だそうだ。
大会には最小魚賞というのもあるそうなので、これは受賞候補だ。
さぁ、小さいながらも本命が出たことで俄然やる気が出てきた。
アカメは居る!
幻などではない。
間違いなく居るのだ!
愛丸が投げる
パイプマンも投げ続ける
Tottiさんも2本目を狙って貪欲に投げる
写真はないが、自分ももちろん投げ続ける。
先ほどのアカメのヒットルアーはアロウズのレアだった。
自分はレアは持っていなかったので、準備していたルアーの中からK−TENブルーオーシャンを選んで投げ続けた。
さぁ、次は自分の番だぜ〜
誰もがそう思って投げ続けていただろう。
Tottiさんのアカメから2時間が経過した
午後10時半
ついに本日2本目のアカメが釣りあげられた。
幸せ独り占めかよぉ
大会本番1人で2匹はやりすぎでしょ。
幸せは独り占めせずにみんなで分かち合おうよぉ
しかし愛丸がいると本当にアカメがよく釣れる(笑)
2本目のアカメを釣ったTottiさんが発した言葉も
「愛丸さんすげぇ・・・」だった(爆)
大会本部の上杉さんに再び連絡して、本日2本目のタグを打ちに来てもらう。
この魚が今大会4本目だそうだ。
大会には最多賞もあるとの事なので、2本釣ってしまったTottiさんはこの時点でWタイトル受賞候補だ。
ここでガムさんも駆けつけてくれた。(大会にはエントリーしていないが)
先ほどからガムさんの知り合いの地元アングラーの方も来てくれていたので、みんなで並んでウェーディング。
水が冷たくて気持ちいい♪
さて今度のTottiさんのヒットルアーはやはりアロウズのレアフォースだった。(1本目はレア)
やはりシリコン被膜の波動と無音ルアーが効くのか?
自分も1本ぐらいは買っとけばよかった(ちょっと後悔)
しかしレアフォースで釣れたという事は、いよいよあのルアーを試す時が来たかも。
そこで自分はルアーチェンジ。
ソルティガドラドペンシル14Sに交換した。
(こんなシイラ用ルアーでアカメが釣れたという話は聞いたことがないが、とにかくやってみよう)
フルキャストするとかなりの飛距離が出るが、沈下速度が速いのであっという間に着底。
(14cmで50gもあるシイラ用なのであたりまえ)
ボトムを意識したリフト&フォールを試してみようとするが、やはり沈下速度が速すぎてフォールで食わせるような動きはできない。
(だからそんな使い方をするルアーじゃねぇって)
それでもロッドを構える高さとリトリーブスピードを調節すればシャロー域でもある程度のレンジコントロールはできる。
(ほんとにできてるのか??)
ルアーの動きをイメージしながら、とにかく信じて投げ続けること約1時間。
突然それはやって来た。
ドンッ!
ドババババッ
激しいテールウォーク
「よっしゃ来た!やった!これは間違いないやろ」
もう100%アカメを確信して追いアワセを2発。
サイズはそこそこのようだが、びっくりするような大物ではないようだ。
主導権はこちらにある。
とはいえ走りの重量感はかなりのものだ。
走ろうとするヤツを強引にロッドで止めると、激しいエラ洗い・・・というかテールウォーク!
ドラグは強めに絞めてあるので、ほとんどラインを出される事はない。
しかしヤツは走れないとなると、激しすぎるエラ洗い&ジャンプを繰り返す。
5・6発は跳んだだろうか。
それをかわしつつ近くまで寄せてくると、今度は力強いダッシュでギュイーーーンと横走り。
そしてまたエラ洗い。
フッキングの感触はしっかりしていたので大丈夫とは思うが、それでも心臓に悪い。
何とか無事に手前まで寄せたところで、隣にいたTottiさんが助けに来てくれた。
Tottiさんがオーシャングリップを持ってアカメに近づこうとすると
あろうことかヤツはTottiさんに向かってダッシュ&エラ洗い!
それでも冷静なTottiさん。
最後はTottiさんがオーシャングリップでアカメの下あごを挟んでくれてランディングに成功した。
Tottiさん、幸せのお裾分けありがとう。
愛丸さん、やっぱりアカメを呼んでくれてありがとう。
パイプマンさん、大会に誘ってくれてありがとう。
こんぴらの神様、お賽銭2千円分のご利益ありがとう(笑)
ドラドペンシルのフロントフックがいい所に掛かっている
生涯3本目のアカメ。まさか本当に今日の大会で出会えるとは・・・
サイズは65cm。
今大会5本目で暫定首位との事だが、おそらく抜かれるだろう。
三たび大会本部に連絡を入れてタグを打ってもらう。
タグを打ってもらった後も、自分は幸せ気分・夢気分。
暫くは釣りに戻らず、仲間に電話やメールでこの出来事を報告する。
HAMAさん、ゲンキマンさん、はむはむさん、池内さん、レオンさん、さっしーさん
夜遅くに迷惑メール&電話、大変失礼しました(笑)
さて、このあと自分も釣り場に戻り釣りを再開。
途中休憩を挟んで全員ロッドを振り続けたが、その後は何のハプニングもなく夜明けを迎えた。
大会自体は17日の夜10時までだったが、我々3人は午前5時に大会本部に終了の連絡を入れて撤収。
結局大会では終了までに合計11匹のアカメが出たようだ。
Tottiさんは最小魚賞こそ逃したものの最多勝を受賞。
自分は3位でした。
こんぴらさんにお礼参りに行かなきゃ