深夜釣行 > 釣行記 > 2008/ 8/ 2

真夏のシイラゲーム in 土佐湾


8月2日 早朝4時

まだ真っ暗な高知県手結港を信香丸で出船する。

楽しみにしていたシイラゲームのスタートだ。

最初のウケ(パヤオ)に着いたのはまだ薄暗い午前4時半過ぎ。
開始1投目、いきなりペンペンサイズがヒット。
久々のシイラの引きを感じながらグルグリ巻いて船べりまで寄せる。
このサイズならリーダーを持って抜きあげできるだろう。

左手リーダーをつかもうとして、うっかり右手で竿先を持ってしまった。

その時ペンペンが猛ダッシュ!

  
       こうなるわな・・・当然・・・ _ト ̄|○



気を取り直して、サブタックルに持ち替えてゲーム再開。

次々とウケを叩いていくが、どのウケにもシイラは付いている。

  
  これがシイラウケ。数百mの海底まで長〜いロープが伸びている。
  参考URL: http://ww81.tiki.ne.jp/~m-nomoto/yahata9.htm



船中5人、誰かが竿を曲げている状況が続くが、サイズはペンペンばかりだった。

今日はペンペン狩りに終始するのか?と思い始めたが

さっしーさんのルアーを咥えてジャンプしたシイラは、今日イチのメータークラスだった。

  
    のびたさんがタモを持ってサポートにまわる
 

  
    やっと船べりまで寄せたが、まだまだ油断はできない


この時、さっしーさんの背後に近付いたのびたさんは、なぜかタモ網を上下逆に持ち替えていた。

???

そして、船べりに浮いてきたシイラを頭をタモの柄のほうでコツンと叩いた!(鬼爆)

驚いたシイラは、船底に向かって一目散にダーーーッシュ(爆)
    
  
                 あ゙〜〜

全員爆笑

船底で擦って切られるなよ〜 ( ̄ー ̄)

それでも何とか凌いで魚を浮かせ、最後はのびたさんがネットでランディングしてそのままリリースした。

  
       さっしーのびた この師弟コンビはオモロイ (^m^)


 のびた 「今度はシーバスタックルでやってみ」
 さっしー 「はい、じゃ風神タイガ76Lでやってみます。でもこの竿に合うルアーがないんですけど。」
 しまっ  「アイマSasuke120貸してあげるから、これでやってみたら?」


で、このシーバス用ライトタックルにもすぐにヒット(爆)

  
             ペンペンで良かったね(^^)


この後も次々とウケを叩いて回るが、どのウケにもシイラは必ずと言っていいほど付いている

しかも活性も高く、みんな次々とシイラを掛けては船べりでリリースする。

しかし掛かってくるのはペンペンサイズばかり

  
           このサイズも時々は混ざるのだが


自分もサイトでメータクラスを食わせたものの、早合わせしてしまってすっぽ抜けたり

ファーストランを凌いでも寄せの途中でバラしてしまったりと、なかなか大型とは遊ばせてもらえない。

のびたさんはメタルジグを落として小型のカンパチなんかを釣っている。



そしてついに自分は本格的にペンペン狩りモードに突入(笑)

  
    ルアーを小型のドラドジャークにチェンジしてペンペンを狙う

フックも小さいのでドラグを少し緩め、ウケに向かってキャスト。

エギングのハイピッチショートジャークの要領でルアーをジグザグにダートさせる。

するとすぐにヒット!

ルアーを咥えて2回大きくジャンプしたのはメーターを軽く超える大型シイラだった(爆)


  
       「ちょっとルアーがこんまかったねぇ」(by船長)

フックも細いし、ラインもPE2号+リーダー40lbのペンペン仕様なので無理は出来ない。

ツインパワー4000PGのドラグはまるでモーターを内蔵しているかのように激しく回っている。

そしてシイラがジャンプ!

遠っ(爆)

ついにスプールの底に下巻きのナイロンラインがうっすら見えてきた(焦)

船長に泣きを入れて船をバックさせてもらう(恥)


  
    すると今度は下へ・・・これがなかなか浮いてこない


やっとの事で魚を浮かせると、フッキングは口元にテールフック1本という危うい状態なのが見えた。

やっぱり無理しなくて良かった・・・

シイラはすっかり黄色くなってだいぶ弱っているように見えたが、まだ油断はできない。

慎重に騙し騙し寄せようとしたその時、ガクンという感触がロッドに伝わってきた。

えっ?バレた??

いや、まだ魚は付いている。

何だったのだ?

フッキングの状態をもう一度見てみると・・・

なんと背びれの縁にチョコンとテールフックだけが掛かっている(大汗)

万事休す!


背びれが裂ければサヨナラである。

しかしシイラの背びれは意外と硬かった。

時間をかけて魚を何往復もさせながら徐々に間合いを詰める。

そしてついにシイラがタモに収まった! と同時にフックアウト(紙一重)

 のびた 「船長、何分かかった?」
 船長   「27分やねぇ」



    
   同行者のみなさん、ご迷惑お掛けしました。


  
   最後にフッキングしていたのはこの位置(ヒレがボロボロ)


これ以上みんなに迷惑はかけられない。
最初に折ってしまったロッドにつけていたツインパワー8000HGにリールをチェンジ。

ルアーも太軸フックを装備したザウルス トビトゥイッチャーにチェンジした。

これをトゥイッチしながらファーストリトリーブすると、これが当たりパターンとなった。

メータークラスが次々にヒット(嬉)

ラインも今度はPE4号+リーダー60lbなので、強引にファイトできる。

  
   フロントフックをがっつり。


みんなも次々とシイラを掛けて、パワーファイトを楽しんでいる^^
(自分も夢中で釣りしてたのでみんなの写真がありません、ゴメンナサイ)

ルアーを追いかけるシイラの群れが見えるので興奮度も最高。

しかし日が高くなってくると、ルアーが見切られる事が多くなってきた。



全員がシイラを十分に堪能したところで、最後はパヤオでジギングに挑戦。

100g程度のメタルジグを50mラインまで落として、ウケのロープについているであろうカンパチやサワラを狙う。

しかし虚弱な自分はシイラで遊び過ぎて腕がガクガクでジグをうまくシャクれない(恥)

周りでは何度かそれらしいショートバイトはあったようだが、ヒットするのはシイラばかりである。



  
   楽しい釣りをサポートしてくれた船長、ありがとうございましたm(_ _)m

信香丸のホームページはコチラ
熱く楽しい土佐湾のシイラゲームを楽しみたい方は是非!


  
   帰りはイルカの大群がお見送りに来てくれた^^


   
    こんなに近くに来るのは珍しいとか(得した気分♪)




さて、8月はもう1回高知への遠征を予定している。

次の高知遠征のターゲットはシイラではなく、紅い瞳のヤツである。

同行者はチームメイトのパイプマン&愛丸の予定。

自分はこの日はシイラ釣りだったが、2人はこの日の夜に高知市内にプラに入ったのだった。

そしてなんと・・・、やっちゃったらしい(驚)


次回高知遠征、何かが起こるのか?



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