深夜釣行 > 釣行記 > 2008/ 3/22
第3回1dayシーバスGP
当ウェブサイトの掲示板を使って開催される1dayシーバスGP
舞鶴のぱる爺さんの発案で昨年から始まったこのイベントも今回で3回目になる。
過去2回の成績は・・・2回連続ホゲリ部屋入り(涙)
今回こそはホゲリ部屋脱出、あわよくば上位入賞、ひそかに狙うは優勝という事で気合いを入れていた。
勝利のためにはしっかりプラクティス釣行を重ねてデータを集め、戦略を練る必要がある。
しかし忙しかったり天気が悪かったりでロクなプラができないまま本番前日を迎えてしまった。
せめて前日プラぐらいはやっておかないとマズイ!
本番前夜の金曜日、仕事が終わってから車を飛ばし釣り場に向かう。
そして事前情報や過去の実績から今回本命と想定したポイントに到着した時には既に23時半を過ぎていた。
ちょうど満潮時刻になっている。
そして今日は大潮初日、とくれば当然バチ抜けが期待できるのだ。
まずは街灯下の水面を覗きこんでバチの姿を探す。
しかし2日前に降った雨の影響がまだ残っているようで水は茶色く濁っている。
それでも1匹だけバチが泳いでいるのが目視できた。
あれ?1匹だけ?
暫く観察していると、もう1匹バチが流されてくるのが見えた。
どうやらポツポツしか抜けていないか、もしくは水潮を嫌って水面までは浮き上がってきていないようだ。
まずは街灯周辺のボトム付近をCALMで攻めてみるが反応がない。
続いて表層を通してみるがやっぱり反応がない。
ならばと橋の下の影の奥にCALMを撃ち込んでみると、リトリーブ開始直後にゴツンと来た!
引きに重量感があるものの全くエラ洗いしないので大ボラかもという不安がよぎる。
しかし浮いてきたのは良型のシーバス(嬉)
シーバス 76cm
ヒットルアーはアイマCALM
このサイズが出れば上等だ。
その後バチパターンを意識して周辺を撃ってみるも反応がない。
単発だと「たまたま釣れただけ」の可能性もあるのでプラの結果としては心もとない。
とはいえ明日の1dayシーバスGP本番でこの魚が釣れれば優勝に絡む可能性がある。
明日は大潮2日目だし、やっぱり本番の本命ポイントはココのバチ抜けだな。
という事で、それなりの手応えを感じて前プラを終えた。
でもよく考えたら、明日釣るべき魚を今日釣ってしまったかも・・・
プラで釣って本番ホゲリってパターンはありがちだし、もしかしてやっちまったか?
いよいよ迎えた第3回1dayシーバスGP本番当日。
開始時刻は18:00だが、家族でお食事会が予定されていたため自分は20時頃のスタート予定だ。
とはいえみんなの動向は気になるので携帯で掲示板をチラ見しながらのディナーである。
これから出撃しますといった内容の書き込みがいくつも入っている。
そしてディナータイムも終わり、もうすぐ自分も出撃というところで
No.8668 - 2008/03/22(Sat) 19:26:11
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な・なんやとぉ〜
いきなり86cmかい! しかもヒラかよぉ。
いきなりそんなん釣ったら、開始早々優勝争いは終わったやん・・・
空気読んで釣れやコンチクショー!
優勝の可能性はほぼ消えたけど、1dayシーバスGPはまだ始まったばかりだ。
2位目指してがんばるぞー!
ところが・・・
No.8673 - 2008/03/22(Sat) 19:55:17
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ぐはっ
徳島はランカーヒラのラッシュかよぉ
こうなったら3位めざしてがんばりゅじょ〜
まずは1ヶ所目。
潮位はまだ低いので小河川の河口部へ行ってみた。
するとそこにはMr.Hさんの姿が
Mr.H「今1本釣れましたよ」
しまった、来るのが遅かったか?
近くで投げさせてもらったがノーバイト。
Mr.Hさんの叩いた後のポイント自分に釣れる魚はやっぱり残っていないのだ。
移動!
2ヶ所目
比較的大きな川の河口部に到着。
昨年の今頃は上げ潮の同じような潮位でイナッコが入ってきていてシーバスが釣れていたが、今日はいかんせんベイトっ気がない。
しばらくやってみたが釣れそうな雰囲気がなかったので移動。
移動がてら掲示板をチェックすると
No.8684 - 2008/03/22(Sat) 21:17:51
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げっ、魚見つけてやがる。
こっちこそ嫌な予感じゃ。
3ヶ所目
ちょっと目先を変えて港湾部の停泊船撃ちをやってみる。
この時期だと小型のマツイカ(スルメイカ)が入っている可能性を考えてのことだったが、どうやらまだ不在のようだ。
移動、そして掲示板チェック
No.8687 - 2008/03/22(Sat) 21:33:02
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うげげ、やっぱり釣ってやがる。
これは負けてはおれん!
4ヶ所目
小河川中流部にかかる橋に来てみた。
潮位的に見てこのタイミングなら橋の明暗にシーバスが付いている可能性がある。
橋の上から川を覗き込むと、底まで丸見えの状態だがシーバスの姿は見えない。
あれ?外したか?
ふと橋のたもとを見ると、シーバスアングラーらしき釣り人が3人居るが、どうやら撤収するところのようだ。
って、よく見たらガムやん!
CRAZY"COOL"HUNTERのMr.Hさんと福神さんもおるやん。
ガムが釣ったのはココだったのか!
話を聞いてみると、見えシーバスを何発か当てたらしい。
ヤバイ、人の釣った後をランガンしてるヨ。
ランガンのタイミングの読みがビミョーにズレてるのか?
「しまっさんの前を叩けば釣れる」とか言われる始末・・・
こうなったら少し時間は早いかも知れないが、本日の本命バチ抜けポイントへ走ることにした。
さっしーさんもそちらへ向かうとの事だったので、そこで合流して一緒にやろうという話になった。
そしていよいよ本日5か所目、本命バチ抜けポイントに到着。
さっしーさんの姿を探すが見当たらないので携帯で呼んでみる。
しまっ「もしもしお疲れっす。どこでおるん?」
さっしー「対岸に居ますよ。たった今77cm釣れましたぁ。まだリリースしてないんでブツ持ち写真撮ってください。」
なにーっ!
さっしーよオマエもか・・・
みんな俺の行く前で魚を釣りやがって(涙)
さっしーのシーバス 77cm
俺にも釣らせろー!
という事で、ヒットパターンを教えてもらって77cmが釣れた水門周辺を叩くがアタリがない。
そうこうしているうちに潮位も上がり、そろそろ満潮が近付いてきた。
まだまだ、これからバチ抜けが始まれば魚は釣れるはず。
2人でバチ抜けポイントの両岸に別れて入り、ルアーを投げながらバチ抜けが始まるのを待つ。
待つ
待つ
・
・
・
あれ?
バチの姿がほとんど見えない。
それでもたまーに流れてくるバチはいるのでとにかくやってみる。
表層、ボトム、明かりの中、そして昨夜釣れた橋の下の影の中、バチ抜けを意識したルアーローテーションで攻めまくる。
しかし一向にアタリがない。
さっしーさんもアタリはないようだ。
終了・・・
アテにしていたバチ抜けパターンが不成立に終わってしまった。
ヤバイ、非常〜にヤバイ
ほかのみんな釣っているのか?
掲示板をチェックしてみる。
No.8711 - 2008/03/23(Sun) 01:02:40
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なんてこったい、80up3本目かよぉ
こうなったら4位目指して・・・って、もう魚釣れるアテがないよ(涙目)
いや!まだあった!
昨年、一昨年と2年続けて4月1日にランカーをバラシた”エイプリルフールポイント”
2回とも大潮満潮からの下げ始めだったので、今から行けばタイミングバッチリのはずである。
ここでさっしーがポツリと一言
「こうなったらしまっさんのエイプリルフールポイント叩こうかな・・・」
たはは、同じ事考えてやがる。
ってか、また俺の前を叩いて釣るつもりか?
6ヶ所目 エイプリルフールポイント
さっしーさんは上流側のポイントに入り、自分は2年連続でランカーをバラシている橋脚を叩かせてもらう。
潮位はあの時とほぼ同じ、流れも濁りも良い感じだ。
しかしここでも2人ともノーバイトで終了。
やはりここは4月1日に叩かないとダメなのか?(笑)
でも今年の4月1日は潮順が過去2年とは全然違うので今年は期待薄かな?
予定ではここまででシーバスを何本か釣って帰って寝るはずだったので、ここから先は全くの想定外。
潮も下げに入っていて厳しい状況だ。
港湾部へセイゴを拾いに行くか?
いや、今日は1dayシーバスGPだ!
あくまでも大型を狙って川で勝負するのじゃ〜。
という事で、さっしーさんが77cmを釣った川に戻って下流部を叩いてみることにした。
7ヶ所目 バチ抜け外しポイントの下流部
深夜だというのに下流部にはシーバスアングラーの姿があって思ったポイントに入れない。
仕方ないので誰もいない対岸の橋脚周辺を探ってみる事にした。
このスポットでも昨年のこの時期に実績はあるのだ。
でもやっぱりノーバイト。
ウロウロ(オロオロ?)歩きながらルアーを投げるが反応はない。
時間は午前2時をまわっている。
どうする俺・・・
朝マズメ勝負するのか?
しかしここのところ寝不足気味なのでしんどいというのも正直なところだ。
でも今日は釣れるまで帰れねぇ!
朝マズメの干潮前でも勝負できそうな川の下流部まで移動して、チョイと休憩。
車のシートを倒して
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目を覚ますとすっかり夜が明けていた(爆)
10時の終了時間まで慣れないデーゲームをやろうかとも思ったが、潮位が低くて撃つべき場所が思い浮かばない。
そうこうしていると家族からの「帰れコール」で終了。
という事で、第3回1dayシーバスGPの熱き闘いの結果はコチラ
優勝したねめさんのヒラスズキ86cm(6kg)
自分はまたホゲリ部屋だよ・・・(涙)
そして翌日
本番で本命にしていた川へ行ってみた。
雨が降っていたので車の中で潮位が丁度良くなるのを待ってレインウェアに着替えてポイントに降り立つ。
前日プラでサクッと釣れて、1day本番では必死でランガンしても釣れなかったシーバス。
本番が終わって翌日になるとやっぱり釣れるんだな。
型はともかくとして、ランガンなしの短時間釣行でアッサリと・・・
なんで??
この日はバチパターンにこだわらずお気に入りのX−80SWリップレスで
今度からは自分の読んだ時合いの30分前にポイント入りするようにしよっと。
今回は本番に弱いところを見事に露呈してしまったが、次回こそはホゲリ部屋脱出・・・いや優勝するのじゃ〜