深夜釣行 > 釣行記 > 2007/ 5/26
爆風エギング
毎年この時期になると釣れはじめる香川県内のアオリイカ。
しかし今年はチョット様子が違うようだ。
これまであまり聞いたことがなかった3キロオーバーの話があちこちから聞こえてくる。
冬に平年より高水温だったのが効いているようで、イカがよく育っているようだ。
5月22日には、ガムさんも3.1キロというビッグサイズを釣っている。
これは行っとかないかんでしょう!
という事で、5月23日(水曜日)
まずはシャクリ中毒のなかがーさんとともに、ガムさんに案内をお願いして仕事が終わってからナイトエギングに出撃。
この日は何とか1杯釣ることができた。
1.3キロ 自己記録だったりします(^^)
そして金曜日の夜にガムさんに電話すると、taka氏さんとエギングに行くけど一緒にどう?と言ってくれたので、急遽嫁の許可をもらって休日出撃だ。
愛する子供たちよ、土曜日の授業参観には行ってやれないが許せ!(笑)
5月26日(土曜日)
まだ夜が明けきらぬ午前4時半頃から朝マズメの時合いを狙って3人でエギング開始。
やはりこの男はやりおる。
ガムさん、1キロ前後のサイズをを5連発!
そしてtaka氏さんも約1キロをきっちり1杯。
そして自分にもアタリはあったものの、釣れてきたのはアオリイカの触腕の先っちょのみ。
ヤバイ、朝マズメのゴールデンタイムに一人だけアブレてしまった。
しかも日も昇り明るくなった頃からは、急に風が強くなり始めた。
静かだった海の様相は一変し、波が急に高くなり、波が岩に当ってくだけてしぶきが飛んでくる。
磯際はサラシで真っ白になり、真横からの容赦ない強風でPEラインが大きく膨らみ非常に釣りにくい状況だ。
この状況、ヒラスズキ狙いで行った先週の沖ノ島で見たかったヨ・・・
↓先週(5/20)沖の島
ベタ凪の沖磯で全員ボーズでした
さて、真横からの強風は収まるどころか時間が経つにつれますます強さを増し、エギは投げてもまともに飛ばないしPEラインは容赦なく吹き流される。
これではまともにエギングができない。
仕方ないので、風が収まるまで休憩する事にした。
しかし昼前になっても風は一向に止む気配はなく、ウネリまで出てきて水も少し濁りが入ってきたようだ。
待っていても状況はよくなりそうにない。
既にアオリイカを釣っている2人はゴロリと横になって休憩しているが、まだボウズの自分はそうはいかない。
今期は絶好調が伝えられる中、いくら強風とはいえ丸ボウズは許されないのだ!
波しぶきを避けるためにカッパを着て、一人でロッドを持ち磯際に出る。
何とか真横からではなく斜め後ろから風を受けられる立ち位置まで移動しキャスト開始。
しかしPEラインが風を受けて、エギがちゃんと沈んでいかないようだ。
ディープタイプのエギに交換してみたが、まだ風に流されて沈みが悪いので、さらに糸オモリをエギの胴体に2周ほど巻きつけてみる。
岩壁に張り付くような立ち位置なのでロッドが後ろに振れず投げにくいが、斜め後ろからの風に乗せてエギをできるだけ遠投。
ラインは風で横に流されるが、何とか底がとれた。
波しぶきをかぶりながらしつこく頑張っていると
ドスッ
「きたー!きたでー」
大声で休憩中の2人にヒットを告げる。
爆風にも負けずにやったでキロアップ( ̄ー ̄)
これを見て風が吹き始めてからずっと休憩していた2人も釣りを再開する。
これでこの男に火がついた!
ガムさん3キロ! ( ̄□ ̄;)
デカイ! アオリイカの3キロなんていうのは初めて見たが胴長46cm!
その大きさに圧倒される。
しかしこの3キロは、エギが目の上あたりのエンペラの部分に掛かって横向きに上がってきて来ていた。
しまっ「たまたま通りかかったんが引っ掛かっただけとちゃうん」(負け惜しみ)
ガム 「いやいや、ちゃんと捕食には来とんですよ」
しまっ「ふーん、アオリイカも3キロにもなるとエンペラで捕食するんや」(悔しまぎれ)
目の前で3キロを釣られてしまったが、負けてはいられない。
先ほどと同じ立ち位置から、糸オモリを巻きつけたエギの遠投を繰り返す。
大きくシャクってからエギ底まで落とし、風で出た糸フケを巻き取ってはまたシャクる。
そんな動作を繰り返していると、次のシャクリに入るために風で流された糸フケを巻きとろうとした時に突然その糸フケがなくなってラインが張っていた!
来た!
思いきりアワセを入れる。
ドスッ
1.4キロ♂ 強風でイカの足とエンペラがなびいている
自己記録更新サイズではあるが、先ほどガムさんの3キロを見せつけられているだけに小さく見えてしまう。
しかしコレはしっかり口元にエギが掛かっていたので、またガムさんに負け惜しみを言っておく(笑)
しまっ「爆風の中でもアタリを取ってきっちり口元に掛ける。ガムさん、これが捕食ってヤツですよ」
しかしいくら負け惜しみを言ってみたところで、釣果の差は歴然である。
なんとかガムに一矢報いたいところだったが、ここで朝マズメの1杯以降沈黙を守っていたtaka氏さんにヒット!
これもデカそう・・・
また出た、3キロジャスト!
目の前で3キロという超大型を2杯も連発されてしまった。
完全に置いてけぼりの雰囲気になってしまったではないか(涙目)
次は俺の番だぜ〜〜
と思いきや、またまたtaka氏さんに大型がヒット ( ̄□ ̄;)
本日最大サイズ 3.1キロ!
目の前で3キロオーバー3連発なんて、そんなんアリ!?(涙)
その後なんとか自分もと頑張ってみたが、これで時合いが終わったのか追加はならず、凹まされたまま終了となった。
本日の全釣果約16キロ、キロアップが小さく見える
ガムさん、taka氏さん、イジメてくれてありがとう
その夜、池内さんにこの様子を電話で話ししたところ、池内さんも昨夜は仲間とシーバスを釣りに行って
目の前で70cmと80cmを釣られて、本人はボーズだったとの事だった。
ちょっとだけ癒されたー(^。^)
今夜またリベンジに行くとの事だったが、もう1年以上もマルスズキはたまにセイゴを釣ってくる程度だった男である。
またホゲリ話で癒してくれるに違いない(^m^)
池内さん、いつも癒してくれてありがとねー(笑)
さて翌日5月27日(日)は、チーム宇宙軍のバーベキュー大会。
前日のアオリイカもBBQで姿焼き
楽しいBBQ大会で、前日の3キロ3連発のダメージからもなんとか回復して帰宅。
日曜日の夜、パソコンを立ち上げてシーバスGPのウェイ・インメールが来ていないかチェックすると・・・
■名前 : 池内 ■魚種 マルスズキ ■全長 97cm ■釣った日時 5月27日 AM2:30 ■釣った場所 肱川 ■ポイント種別 河川・河口 ■ヒットルアー ザブラミノー ■釣った時の状況等 シブい状況でしたが粘り勝ち |
97cm ( ̄□ ̄;)
俺の宇宙記録がぁぁ(ToT)