深夜釣行 > 釣行記 > 2005/10/5

雨中釣行


前日久々の釣行でシーバスが釣れたので、また行ってきました。


2005年10月5日(水)
前日に引き続いて今日も雨。
夕方になって小降りにはなったが昨日みたいに止む事はなかった。
行こうかどうしようか迷ったが、どのみち短時間勝負。
午後7時ちょっと前、レインウェアを着て昨日と同じ場所に降り立った。

雨が降っている以外は前日とほぼ同じシチュエーションだった。
ベイトのサヨリが水面で散って、シーバスが跳ねている。
時間もないので昨日のヒットルアーにょろにょろをいきなり投入。
着水後すばやくロッドを立ててスローリトリーブするが何度投げても出ない。
昨日とヒットパターンが違うのか?

ルアーチェンジも考えたが昨日のヒットルアーだったのでこれで行きたい。
同じルアーでもう少しやり方を変えてみる事にした。


まず試したのは直撃メソッド。

サヨリが水面で逃げ惑う動きを見せると、その直後にシーバスが水面を割って出てくる。
捕食者の本能として、逃げ遅れた獲物を襲うはずだと予想した。
そこでシーバスに追われてサヨリが水面で散ったら、間髪入れずにそこにルアーを打ち込む。
逃げ遅れたベイトを演出する作戦だ。

ロッドを構えてサヨリが散るのを待つ。待つ・・・。
いきなり目の前でシーバスが跳ねたが無視。
シーバスが捕食行動に出る直前に、ヤツの目の前にルアーを撃ち込むのだ。
ひたすら待つ・・・・すると、距離10m程のところでサヨリが水面で散った!
間髪入れずキャスト! サヨリが散った場所に見事に着水。
次の瞬間、シーバスがバシャンと出た。
予想通り!
ロッドに衝撃が・・・こない。
あれ?失敗か?

ルアーを回収し、再びロッドを構えて待つ。待つ・・・。
サヨリが散る。ルアー撃ち込む。ドバンと出る。でもルアーにはカスリもしない。

もう1回やってみたが、やはりダメ。

直撃メソッドは撃沈(笑)


次の作戦は、ロッド操作でルアーにアクションをつけてみる。
3投する間にいろんなジャークやトゥイッチ、ストップ&ゴー等も試してみたが無反応。

作戦変更。

次はリトリーブスピードを変えてみる作戦だ。

今までより少しスピードを上げてルアーを引いてみると・・・
いきなりヒット!
元気いっぱいサヨリを蹴散らしながら浅場を走りまわってエラ洗いを繰り返している。
十分疲れさせたところで足元に寄せ、魚つかみ(ラパラフィッシュホルダー)で下顎を掴んでランディング。
急いで写真を撮ってリリースした。

サイズは昨日と同じ60cm


テールフック1本だがしっかりフッキング


さて、ヒットしたのはリトリーブスピードを速くしたからなのか?
残り時間はあと20分。
先程と同じくらいのスピードでルアーを引いてみると、2投目にまたヒット!
パターン確立か♪
これも元気いっぱい走り回って楽しませてくれる。
これも写真を撮って素早くリリース。

2本目はビミョーにサイズアップ・・・かな?


フッキングはこんな感じ


残り時間はあと少し。
サイズアップを目論み同じパターンで攻めると数投でまたヒット!
ハデなエラ洗いを見せてくれるが、明らかにサイズダウン。
それなりに楽しませてもらったが、足元まで寄せてからのエラ洗いでフックアウト。
まっいっか♪

続けて投げるとまたいきなりヒット!
サイズは・・・さらにサイズダウン。
残り時間ももうなくなってきたので、水から揚げずに写真を撮ってリリース。

ポイントが終るのを覚悟でフラッシュ撮影(笑)


ここでタイムアップ。
サイズアップ目指して最後の1投!・・・を30投ぐらいしてから帰りました。


リトリーブスピードを上げた事で明らかに反応が変わった今回の釣行。
ルアーの泳層が変わったからなのか、ルアーのアクションが変わったからなのか、それともルアーの動くスピードがマッチしたからなのか、そこらへんは不明ですが、苦手だったサヨリパターン攻略の糸口が見えたような気がした釣行となりました。

それと片付ける時にルアーを見たら、フックが3本とも伸びてました。

小さいフックのルアー使う時はドラグ緩めにしといた方がいいかもしれませんね。



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