深夜釣行 > 釣行記 > 2010/ 1/27


ホゲリビ〜ム


3日前のメバル勝負では、ゲンキマンさんにサイズでは勝ったものの数では及ばずという結果だった。
お互い勝敗の結果には不満足。
そして釣果にも全然満足できていなかったので再戦決定だ。
それに前回は2人離れた場所で黙々と釣りをしてしまったので、次は隣でしゃべりながらやりましょうという事になった。


そして風の止んだ1月27日の夜10時。
ゲンキマンさんの車に乗せてもらってポイントに到着。
平日の夜とあって、ポイントには先行者の姿はない。
今日こそはゲンキマンをギャフンと言わせてやるぜ(燃)

ところがライフジャケットを着ていよいよポイントに向かおうという時にトラブル発覚。

ライフジャケットの胸に装着しているLEDライトが点灯しない。
ゲンキマンさんの車にあった予備電池に交換してもダメ。
どうやら電池切れじゃなくて、ライトが完全に壊れているようだ。
ゲンキマンさんが予備のライトがないか車の中を探してくれたが見つからない。

これから向かおうとしているのは夜の地磯。
もう今日の釣りは諦めようかとも思ったが、ゲンキマンさんが足下を照らしてくれるというのでとりあえず行く事にした。

先に少し進んでは振り向いてコチラの足下を照らしてくれるゲンキマンさん。
なんて親切なんだゲンキマン(感謝)

ゆっくり進みながらなんとかポイントに無事到達。
2人仲良く同じ岩の上に立って釣り開始した。

さぁここからは真剣勝負だぜ。


ところが、釣りを始めてみると予想に反して潮がほとんど動いていない。

表層から中層では全く反応がなく、どうやら今日もボトム付近をスローに攻める展開になりそうだ。

3gのタングステンジグヘッドで中層以下を丹念に探っていく。

ところが・・・というか、やっぱりというか・・・手前のシモリに根掛かりさせてしまった。
ゆっくり引っ張るとジグヘッドは回収できたが、フックが完全に伸びてしまっていて使用不能。
ジグヘッドを交換しないといけないが、自分の手元を照らすライトが点かない。


お願いゲンキマ〜ン

ゲンキマンさんは釣りしながらも体をこちらに向けて自分の手元を照らしてくれる。

おかげで何とかジグヘッドを結び、ワームを装着することができた。
ありがとうゲンキマン。


ところが

ゲンキ「もう、しまっさーん、そっち照らしてたら自分が根掛かりしたやないですか」(・ε・)

プチッ

ゲンキ「ああっ、リーダーから切れた」ヾ(`Д´)ノ



すまぬゲンキマン。

まぁゆっくりリーダーを結びなおしていてくれたまえ。

その間にキャストー ( ̄ー ̄)

10カウントフォールさせて、中層から下をリフト&フォール攻撃で・・・コツ
ひっとぉ〜 ( ̄ー ̄)

これ結構いいかも♪

  
               1匹目 メバル21cm

ふっふっふ、先制攻撃成功( ̄ー ̄)


前回同様、表層〜中層ではアタリがなく、釣れたのは結構深いレンジだったのでやはり魚は浮いていないようだ。
さらに追加を狙って底付近をスローに攻めていくと、モソッ
すかさずアワセを入れる。

ひっとぉ〜・・・じゃなくて、また根掛かり。

ゲンキマ〜ン♪


ゲンキ「ええっ、またっすか?」(-ε-)


またまたゲンキマンさんに手元を照らしてもらってジグヘッドを装着。

ありがとうゲンキマン。
君はなんて親切なんだ。

お礼にこっちからも「別の光線」を照らしてあげよう。

ホゲリビーム照射!



説明しよう、ホゲリビームとは、変態チーム宇宙軍に伝わる禁断の究極奥義である。
これを浴びたアングラーは、良くて外道地獄や小物地獄、大抵はホゲリ地獄に堕ちるという恐ろしい技である。
これまでも自分と同行してくれた多くの名手をホゲリ地獄に堕とした実績を持つシャレにならない技なのだ。

案の定


ゲンキ「全然アタリがないっすね」

しまっ「そ・そうやなぁ」 (・з・) 〜♪

ふっ、自分がホゲリビームに毒されている事にまだ気づいていないようだな。

ジグヘッド&ワームだけでなく、メタルバイブやメタルジグなどをローテーションして必死にパターンを探るゲンキマン。

流石のテクで多彩な攻めを見せているがアタリはないようだ。



自分もアタリが遠いのでいろいろ試したいところだが、いかんせんライトがないのでルアー交換ができない。

仕方ないので3gジグヘッドのまま出来る事を試していく。

そして、ボトムほっとけで


  
           2匹目 ガシラ(カサゴ)追加


ホレホレ、2対0になったぞよ♪


ところが

  
          ゲンキマン 1匹目 ガシラ

むむっ、さすがはゲンキマン。
まだホゲリビームの出力が足りないと見えるな。

ホゲリビーム追加照射( ̄ー ̄)


その隙に

  
              しまっ 3匹目 チビガシラ

ほれほれ 3対1よ、どうしたゲンキマン( ̄ー ̄)


その後は

  
           ゲンキマン 2匹目 チビガシラ


  
           ゲンキマン 3匹目 チビメバル


どうやらホゲリ地獄とはいかなかったようだが、完全に小物地獄には堕ちたようだな。

今のところメバル・ガシラとも型では勝っているが、合計匹数はこれで3対3になってしまった。

そろそろ自分も釣って完全勝利といくか。


ところが




ゲンキ「来た!これデカイっすよ」♪





ゲンキマンのロッドが大きく曲がって揺れている。




どうやらホゲリビームの間隙を突いて良型メバルをヒットさせてしまったようだ。




バラセ!




しかしゲンキマンさんは華麗なロッドワークでメバルの突っ込みをかわしどんどん寄せてくる。




ロッドの曲がりと引きからして大型メバルに違いない。




やばい!ここでデカメバルを釣られたら逆転されてしまうではないか。




残り時間も少ないし、手段は選んでいられない。













ホゲリビーム出力最大

照射っ!





ビィィィィ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


プチッ


ゲンキ「うわっ、切れた〜」(ToT)




わっはっはっ、やりよった、切れよった

ほんまにラインブレイクしよった。  (o ̄∇ ̄)σ ウケケケ

我ながら恐るべき威力だ(マジで)

もはやヤツには魚は釣れまい (-人-)ナムー




ということで、最後はこんなモンで十分だろ。

   
            しまっ 4匹目 チビガシラ





まぁ今日はこれぐらいで許しといてやるか。



とはいえ2人で2時間半もやってこのド貧果。


こりゃやっぱりこの技はしばらく封印だな。
でもたまに勝手に漏れ出してたりするんだよね(困ったモンだ)

これまで被害に遭われた方、ゴメンナサイ m(_ _)m

    当日のゲンキマンさんの釣行記はコチラ


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