深夜釣行 > 釣行記 > 2009/ 6/24

『釣り運』復活の兆しか?


6月24日(水曜日)
本日はノー残業デーなので、仕事を早々に終わらせて海へGO!
ポイントに着いて、沈む夕日を見ながらウェーダーとライジャケを装着する。
このポイントは川が流れ込む遠浅の砂地だが、川は濁りもなく水量も少なかった。
昨夜は多少の雨が降ったものの、雨が効いている様子はない。
潮は干潮からの上げ始めだが潮位はまだ低く、沖まで砂地が露出している。
とりあえずチョロチョロ流れる川の水が海にぶつかるポイントに入ってみる。
海に入ってみると、岸寄りの浅い場所にベイトの気配があったので、それほど深くは入らずに釣り開始。

  夕日とチャムペン
         夕まずめウェーディングは気持ちいい

トップ(チャムペン)で、ベイトや流れを見ながら怪しげなスポットを探っていく。
すると開始早々、夕焼けを映して赤く染まった水面がドバンと割れた(驚)
自分の立ち位置からほんの数メートルの至近距離。
まだ十分明るかったので、水面に躍り出たシーバスの魚体がハッキリ見えた。
元気な引きとエラ洗いを見せてもらいながら、そのまま浅瀬に誘導して無事ランディング成功♪


  シーバス52cm
                  52cm

夕まずめウェーディングでトップに踊り出てくれたシーバス。
サイズはそれほどでもないが、本当に嬉しい1本だ。

だんだん空が暗くなっていく中、2本目を狙って投げ続けたが追加はならず。
完全に日が暮れたころには潮位も上がってきて、これ以上は危険なので岸に戻った。

さて良い魚が1本釣れたし、今日は満足したので帰ろうか・・・とも思ったが
今日の潮は新月大潮で、まだこれからどんどん潮位は上がってくる。
この潮でちょいと気になっていた場所があったので、とりあえず行ってみることにした。


車を30分程走らせて到着した本日2ヶ所目のポイントは河口堰。
現場に到着して水面を観察すると、あちこちでベイトの波紋がチョロチョロ出ている。
いい感じかも・・・
しかし、しばらく観察してもシーバスのボイルはない。
ベイトの動きも特に逃げ惑うような動きをしている訳ではない。
う〜ん、釣れるかどうかは分からないが、とにかくルアーを投げてみないことには始まらない。

車からタックルを降ろし、チョイとやってみることにした。

選んだルアーはエスフォー7cm
オープンエリアに投げて、そのまま水面をゆ〜っくり引いてくると

ジャボッ!

出た、1投目からいきなりシーバス出た。
けど手元にコツンと来ただけで乗ってない。
1投目からこれなら期待できるかも。

2投目・・・反応なし
3投目・・・反応なし

そう甘くはないわな
なら壁際は?
4投目・・・PEラインを護岸の牡蠣ガラに引っかけてしまってルアーロスト。

仕方ないのでルアー交換。
次のルアーはポッパー(ラパラSP7)を選んでみた。

オープエリアに投げて、そのままゆ〜っくり引いてくる。
ポッパーだけどロッドアクションは一切加えず、ゆっくり一定速度で引き波を立てて巻き続ける。
以前フィールドで出会ったベテランアングラーの方から教えてもらったやり方だ。

ジュボッ!
出た、またシーバス出た
そして今度はしっかりロッドに重みが乗った。
強めに追いアワセを入れてからファイト開始。
久々の重量感と大きなエラ洗い
これは結構いい型っぽい。

ランディングしやすい場所までゆっくり引っ張っていって、魚がおとなしくなるのを待つ。
やっと魚がおとなしくなり、ゆっくり足下まで寄せようとしたところで
フッ・・・唐突にランテンションがなくなってしまった。

がびーん、バレた〜、口切れか??
良い型だったのに・・・無念!

しかしこれで水面引き波系のルアーに反応してくることがハッキリした。
まだチャンスはある。

引き続きポッパーのタダ巻きのみで水面を攻めていく

するとまた

ジュボッ!
ヒット〜
これもいい型っぽい。

しっかりアワセを入れてファイト開始。
重量感のある引きで、エラ洗いもガボガボと大きい。
力強い突っ込みも結構スピードがある。
今度は口切れしないようにドラグを緩めてじっくりやりとりする。
途中でストラクチャー方向に走ったのでスプールを手で押さえて魚の向きを変える。
近くに寄せてからもパワフルな突っ込みを繰り返し、なかなか弱らない。
数分のやりとりの末に足下に浮いてきた魚体をライトで照らす。
デカイ!
優に80cmを超えている。

緊張のタモ入れも何とか一発で入ってくれて無事ランディング成功。
玉網に入った魚を引き上げる時には、恥ずかしながら膝が震えていた。

  シーバス87cm
     このサイズは昨年の11月以来

特に今年はシーバスがなかなか釣れなくて、ずっと苦戦していただけに本当に嬉しい。

そして気になるサイズは

  シーバス87cmとラパラSP7
                  87cm

車に戻ってデジタルスケールを持ってきて重さも量ってみると5キロジャスト。
魚体も綺麗でナイスコンディションのシーバスだ。


まだ釣れるかもしれないので、近くの別ポイントでやっていたさっしーさんに電話する。
約20分後にさっしーさん到着。
一緒にイマイマさんもやってきた。
聞けばイマイマさんは、先ほど別の川で70UPを2本やっつけたとの事だった。
さすが大物ハンター(シーバスGPも首位を独走中)


さっしーさんはさっそく車からタックルを出して投げ始める。
すると堰の方から一発捕食音が聞こえた。

さっしーさん、行ってらっしゃ〜い(^o^)/~

体格のわりには軽やかな足取りで堰の方へ走っていくさっしーさんを見送りながら
自分はイマイマさんとダベリながらポッパーをテロテロ巻いていると
ジュボッ!
また出た・・・けど今度は乗ってない(残念)

すると堰の方から
「デカイっ!」
という声が聞こえたので振り向くと、さっしーさんがロッドを曲げているではないか!
やった!?
急いでさっしーさんの方へ行ってみると、イマイマさんのタモ入れで既に魚が取り込まれていた。




  テールフッキング
       ナイステールフッキング(^m^)

こりゃよく引くはずだ・・・


ここでストリンガーに繋いでいた自分の魚も引き上げて


  Wブツ持ち
         Wブツ持ち撮影



さてここで時間も既に夜の10時半。
自分は久々のランカーで今夜は大満足(^-^)
イマイマさんも70UPを2本やっつけているので満足の様子(^-^)
さっしーさんは・・・まだまだ不満足のご様子(`ε´)

そこで自分とイマイマさんはロッドを片付けてさっしーさんの残業にお付き合いすることにした。
イマイマさんはタモ係、自分は写真撮影係だ。

潮位もかなり上がってきたのでポイントを少し移動し、奥の水門周りを攻めてみる事にした。
イマイマさんと自分が背後で見守る中、壁際や水門際を丹念に攻めるさっしーさん。
しかしショートバイトは1発あったものの、タモ係とカメラマンの出番はない。
怪しいスポットを一通り攻めて終えたが、諦めきれない様子のさっしーさん。

さっしー「あと1投だけ投げさせて」

出た、最後の1投宣言。
これで釣れたらドラマチックなんだけど、まぁまずそんな事はないわな・・・

なんて思いながら見ていると、最後の1投に本当にシーバスが食ってきた!
え?マジ!?

恐るべしさっしー
最後の1投宣言でシーバスをヒットさせるとは・・・

この魚も無事ランディング成功











  最後の1投
          お疲れチーン

恐るべしさっしー
ちゃんとオチをつけるとは・・・侮れない男だ・・・

そろそろ宇宙軍に入りますか?



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