深夜釣行 > 釣行記 > 2008/11/29

第７回　１ｄａｙシーバスグランプリ


今回で第７回目となる１ｄａｙシーバスグランプリ。
当ホームページの掲示板を使って繰り広げられる一夜限りの熱き戦いである。
（詳細はコチラ）

今回の開催日は１１月２９日（土）１９：００スタートで翌朝１０：００まで。
この間に釣れた２匹のシーバスの全長合計を競うのだ。

まずはプラクティス
今回は十分なプラの時間がとれなかったが、それでも何とか時間を作り２回のプラを行なった。

まずは本番５日前の１１月２４日（月）
パーティーも終わり、さて釣りモードに切替という事で香川県西部をランガンしてみた。
しかし、小河川の橋の明暗でセイゴの反転が１回あっただけで、他は魚の気配さえ見つからなかった。

次に本番前日１１月２８日（金）
ゲンキマンさんと一緒に中讃河川をランガンしてみたが、やはり魚っ気なし。
というかベイトの気配さえ殆ど見つからない。

こうしてプラでは魚を見つけられないまま本番当日を迎えてしまった。

そしていよいよ本番当日。
この日は日中から西寄りの強風が吹き荒れ、夜になっても風は収まるどころか小雨交じりの暴風になっていた。
天気予報を見ても、翌朝にかけて冬型の気圧配置が強まるようで、天候の回復は望めそうにない。
さっしーさんやガムさんからも「風強すぎで無理」という連絡が入った。
どうやら地元である香川県中西部での釣りは断念したほうが良さそうだ。

こうなったら風裏に逃げるしかない。
という事で、ガムさんとともに四国の風裏を目指して高知へのプチ遠征を急遽決定。
さっしーさんもガンスリさんと一緒に高知へ向かうとの事だった。

ガムさんと午後９時に善通寺インターチェンジで待ちあわせて、高知へＧＯ！
午後１０時過ぎに高知市内河川で釣りをスタートした。

地形や流れに変化がある河川合流部だが、いかんせんベイトの気配がない。
それでも暫くやってみると、ラパラトゥイッチンラップでショートバイト１発。
ガムさんも、そこそこサイズのシーバスを掛けたがバラシてしまったようだ。

居る！シーバスは居る。

表層には出きらないようなのでガムさんはヨレヨレで、自分は９ｃｍのブルースコードで中層〜ボトム付近を狙う。

そして少し離れた場所で投げていたガムさんから「やったわ！」という声が聞こえた。
ランディングを手伝おうとガムさんの方へ駆け寄ると、魚は既にランディングされているようだ。

ん？　エラ洗いの音もドラグ音も聞こえなかったけど？










　　
　　　　　　　　　ホ、ホゲリ部屋脱出おめでとう・・・




さてと、自分の場所に戻って釣り再開っと。

ブルースコードを中層〜ボトム付近を中心に攻めていると、中層でのフォール中に待望のアタリ！

ガムさんにタモ入れしてもらって、自分も無事ホゲリ部屋脱出に成功した。





　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　５３ｃｍ

無事１本づつ釣ったところで、他の参加者の様子を掲示板でチェック。

みんな強風で苦戦しているようだが、釣ってる人はちゃんと釣ってる。
前回優勝者、神戸のエフワラさんは既に２本揃えたようだ。

高知市内の別場所でやっているさっしーさんも、現地のはむはむさんと合流しセイゴながらちゃんと釣ってる。

それにまだ釣果はないが、深夜〜朝に掛けてヒラスズキ狙いをするであろう徳島県・愛媛県勢も不気味な存在だ。


一方香川県勢は

やはり香川県は全滅の様相である。

高知県に来た自分たちにはチャンスはあるはず。
負けていられない。

ここで暴風の香川から逃げてきたしんさんとも合流。
さらには１ｄａｙ参加者ではないが、CRAZY"COOL"HUNTERのヤスさんらも様子を見に来てくれた。

既に日付が変わったが、リミットメイク＆更なる大物を狙って釣りを継続する。

そしてガムさんが２本目となる魚を掛けた！








　　
　　　　　　　　　げ、外道の部エントリーおめでとう・・・


ちなみにこのマゴチの口から飛び出しているのは、２０ｃｍ位のハゼの尻尾だった。


さてここで干潮の潮止まりとなり腹も減ったので一旦釣りを中断し、いつもの「くいしんぼう如月」に向かう。

別場所でやっていた、はむはむさん、さっしーさん、ガンスリさんらも来て、腹ごしらえしつつ暫し談笑。
フィールドの情報交換をして、次なる作戦を練る。

はむはむさんらがやっていたポイントにはベイトのコノシロがどっさり入っているとの事だったので、彼等は元のポイントに戻るようだ。

自分とガムさん、しんさんの３人はここで高知市内を離れ、郊外の大規模河川でのウェーディングゲームを試してみる事にした。
勝負をかけた一発大物狙いである。

大きくエリアを移動し、３人で川に浸かり大型ミノーを投げ続ける。
しかし１時間ほどウロウロしながらやってみるが全員ノーバイト。
ウェーダーを通して水の冷たさと深夜の冷え込みが体に突き刺さる。

ダメだ・・・
市内に戻ろう

ここで他の参加者の様子を掲示板でチェック

西風が吹き付ける愛媛県の池内さんK-TAさんの所ではヒラスズキも出ている。
このぶんなら朝マズメを中心に追加があるだろう。

高知市内のさっしーさん、はむはむさんにも中小型ながら追加があったようだ。


こちらは寒さとアタリの無さに挫けてしまったが、まだまだ諦めてはいない。

上げ潮が効き始めたであろう高知市内河川に戻って朝まで頑張るのじゃ〜

狙うはモンスタータイリクスズキ！
（あわよくばアカメも釣れるかも）

高知市内に向けて移動しつつ、さらに掲示板をチェック

なぬ！？　アカメ？？
しかも９１ｃｍ？？？

ねめさんはヒラスズキ狙いで愛丸さんやぽちさんと一緒に徳島県南から高知県東部の磯かサーフに行っているはず。
いくらアカメを呼ぶと言われる愛丸さんが居るとはいえ、そっちでアカメはあり得んやろ・・・

しかし愛丸さんからの電話連絡によれば、マジでアカメが出ちゃったらしい（驚）

恐るべし大物ハンターねめ
さらに恐るべし愛丸パワー
２人の宇宙パワーで超常現象を引き起こしてしまったようだ。

とはいえアカメは対象外魚種、勝負はまだまだ分からない。

我々も高知市内に到着し、市内河川にウェーディングして勝負を掛ける。
しかし流れは一定せず、ベイトの気配も薄い。

一方、宇宙軍徳島方面部隊は

ぐはぁ、あっちはアカメの後ランカーヒラのラッシュかよぉ

パイプマンは２本合計１５７ｃｍ！

こりゃ勝てっこねぇ・・・


絶好調男パイプマン！
この男、今年はアカメ３本に極太ヒラスズキなど数々の大物を仕留めている。

　　　　
　　　　今年１月と８月にパイプマンが釣った大物アカメ

　　　
　　　2008年11月8日にパイプマンが釣った極太ヒラスズキ87ｃｍ（8.4ｋｇ）


さらに先週のパーティーではジャンケン大会で高級リールをゲットとその勢いは留まる事を知らない。

　　　
　　11月22日のパーティーでは１９０名のジャンケンを勝ち抜き高級リールＧＥＴ




すっかり夜も明け、もはや勝負あり。
こうして第７回１ｄａｙシーバスグランプリは幕を閉じたのだった。

終盤でのランカーヒラスズキ連発に大物アカメなど、ドラマチックな展開となった今回の１ｄａｙシーバスＧＰ

次回開催日の決定は今回優勝のパイプマンさんに委ねられるが、きっと次回も熱い戦いが繰り広げられるに違いない。







最後に今回の大物の写真を見てみよう。

　　
　　　　　　優勝したパイプマンさんのヒラスズキ８６ｃｍ

優勝おめでとう！

そして・・・

　　
　　　　　　　驚きの外道　ねめさんのアカメ９１ｃｍ

愛丸さんとねめさんによる宇宙の神秘！

ねめさん、幻の魚ＧＥＴおめでとう！



釣行記では一部割愛させて頂きましたが、今回は３２名の参加者により合計１９本のシーバスが出ています。
全ての写真と成績およびネタはコチラをご覧ください。

また今回同行してくれたガムさんとしんさんのレポートはコチラとコチラ,
そして驚愕の宇宙レポートはコチラ




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