深夜釣行 > 釣行記 > 2008/10/16

マイポイント再考


シーバスを始めて間もない頃からよく通った川がある。
今までは潮回りが大きく潮位の高い時に上流の水門や流れ込み、そして下流の橋脚周りでそれなりに結果を出していた。

ところが数か月前・・・
HAMAさんが自分とはまったく違うタイミングでシーバスを爆釣していた。

そして今日10月16日
そのHAMAさんのタイミングでこの川に来てみた。

まずは橋の上から状況を観察。
上流側はまだ底が所々出ている。
海側からはかなりの勢いで川に水が流れ込んできているが、水色はクリアでベイトの姿はない・・
もちろん底は丸見え。
ついでに初夏の頃に大量に流れ込んできていた海藻もなくなっている。

これなら釣りはできそうだが、本当にこんなタイミングで釣れるのか??

とにかく川に降りてダメ元でルアーを投げてみる事にした。

水深はまだ浅いのでエスフォー9でトップを攻めてみる。

流芯を横切るようにルアーを引いてくると、いきなりドバンと水面が割れた!

出た・・・ほんまに出た(驚)・・・乗らなかったけど。

次のキャストでも流芯でドバンと一発。

その次のキャストでは流芯でまた1発、そしてそのまま引いてくると流芯を抜けたところでもう1発。

すげー!アタリまくり!

しかし手元にコツンとは来るものの乗らない。

ルアーを動かし過ぎ・・・どこからかそんな声が聞こえた気がした。

少し前に掲示板にあかひれさんが書いていた「エスフォー流芯放置プレイで一発」という掲示板への書き込みも思い出された。

そこで立ち位置を少しズラし、エスフォーを流芯にキャストしそのまま放置。

軽く糸ふけを取ったら、そのままリールを巻かずにルアーを流して行く。

そしてラインが張ってルアーが動き出したところで

ジュボッ!
ルアーが水中に引き込まれ、今度はロッドにしっかり重みが乗った。

浅瀬を元気いっぱい暴れまくるシーバスを、半ば強引に浅瀬にズリ上げる。

  
      釣れたじょ〜 HAMAさんありがとう♪


写真を撮ってリリース
さぁこの調子でもう一本!とキャストを再開する。

しかしこの間に先ほどより流れが弱くなったようだ。
早くもエスフォー流芯放置でドリフトができるような流れは消えている。

潮位もどんどん上がってきて、長靴ではそろそろヤバイ水位になってきた。

それでも2回ほどエスフォーに出たがフッキングには至らず。

そうこうしているうちにさらに流れは弱くなり潮位も上がってきたので長靴に浸水する前に一旦護岸に上がることにした。

どうやらこれで時合い終了のようだ。

あっという間の時合いだった・・・、ていうか釣り開始タイミングがこれでもまだ遅かったのか?

しかし時合い終了と判断するにはまだ早い。
春にはこの潮位になってからもシーバスを釣ったのだ。
(例の変形友草持ち写真の魚)

ルアーをSasuke SS-95にチェンジして護岸の上からキャスト再開。

するとすぐにヒット!

  
      サイズダウン(57cm)だけど追加成功♪


さらにSasuke SS-95でショートバイト1回あったものの、ここで完全に流れが緩んでしまい全く反応がなくなった。

魚は上げ潮に乗って川の上流部に入ってしまったのか?

そこでポイントを少し移動して橋脚周りをTKLM9cmで攻めてみると、橋脚際でヒット!
しかしこれはヒット直後のエラ洗いでバラシ。

ここでのアタリもこれ1発だけだったので、上流に移動しながら数か所撃ってみるが全く反応がない。
魚は間違いなく川に入っているのだが、付き場を見つけることが出来ないのだ。

そしてそのままあえなく終了となった。


冒頭に書いたとおり、これまである程度通って分かったつもりになっていた川だったが、本当の時合いは教えてもらうまで分からなかったし、川に入ってしまった魚の付き場も今回見つけられなかった。

まだまだ知らないことだらけのシーバスフィッシング。
しかしその分、これからまだ新しい発見があると思うと楽しくなってきた。

とりあえず次の機会は、ここではまだやったことのない下げ残りの潮が出ていくタイミングをやってみよ♪



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