深夜釣行 > 釣行記 > 2007/ 9/ 2

参戦!ジギングフェスティバルin伊予灘


9月2日(日曜日)

「第4回ジギングフェスティバルin伊予灘」に初めて参加した。
 
今回の同行者はカズさんとじゅ〜んさん。
それにパイプマンさんやJUNKIE WORKSのRYOさんらも参戦との事だった。
釣果の方はあまり期待できる状況ではないようだが、今回も楽しい大会参加になりそうだ。
 
前日の夜に香川を出発して深夜に会場の土手内漁港に入り車の中で仮眠をとる。
そして当日の朝5時、じゅ〜んさんのイビキで目を覚ますと会場には既に多数の参加者が集まっていた。
寝ぼけ眼で会場をうろついているとRYOさん発見。パイプマンさんも既に会場入りしている。
他にもTEAM OJAKIご一行様や、マリンベイトの桜花さんらの顔も見える。
受付時に配られた参加者名簿(船割り表)を見ると、桜花さんご一行様とは同船になるようだ。
カズさん、じゅ〜んさんも起きてきたので、車から道具を降ろして準備する。
 
 
            すっかり明るくなり準備完了
 
さてまずは乗船する船を決めるくじ引きである。
マリンベイト桜花さんがくじを引き、我々の乗る船は愛釣丸(愛丸ではない)に決まった。
 











さて、大会では午前9時までは全艇タチウオ狙い、そして午後2時まで青物狙いとなっている。
 
まずは太刀魚の部
 
船長によれば太刀魚はここのところかなり渋い状況との事で、船団とは離れて新たな群れを探すとの事。
しかし最初の2ヶ所では全くアタリなし。
仕方ないので渋い状況と分かっている太刀魚ポイントの船団に合流した。
 
船長の合図で全員一斉にジグを沈める。
するとすぐにカズさんヒット!?
 
なに!?
こっちはまだジグが着底さえしていないのに、ちょっと早すぎやろ!
 
  
 200gの自作インチクを一気に沈めて船中ファーストヒット
 
その後もあの手この手でポツリポツリと太刀魚を追加している。
 
しかしそれをはるかに上回るペースで太刀魚を掛けまくっているのは、自分の左隣でシャクっていた桜花さんだった。
自分はアタリがなくて苦労しているのに、すぐ隣の桜花さんは怒涛の入れ食いである。
自分は20分でやっと1本に対して、3分に1本ペースで次々と掛けている。
しかもリーダーを噛み切られたりする事もなく、スレ掛かりも少なく、ほとんど口にしっかり掛けているのである。
 
  
            ジグがいいんですよ( ̄ー ̄)
 
使用ジグはもちろん桜花ジグ太刀魚SPである。
同じジグを使用している桜花さんの仲間も結構なペースで太刀魚を掛けている。
全体としては渋い状況で他船でもポツリポツリしか釣れていないに、このペースはもはや異常としか言いようがない。
自分も太刀魚SPカラーではないものの桜花ジグは持っていたが、青物用に温存しておくつもりだったので安物ジグをローテーションしていた。
しかし真横でこうバンバン釣られて圧倒的な差を見せ付けられ、自分もたまらず桜花ジグを装着した。
 
  
       スレだけど何とか1本追加
 
ここで午前9時を迎え太刀魚タイムは終了。
実質1時間の太刀魚タイムだったが、皆が渋い状況で苦戦する中、桜花さんは約20本もの釣果を叩きだしていた。
隣でシャクっていた自分3本なのでまさにコテンパンである。
いじめじゃ〜(凹)
 
 

 
 
続いてポイントを大きく移動し青物タイム。

船長は水深約40mの場所から約20mの瀬に向かって船を流していく。
 
ここで開始早々今度は自分の右隣でシャクっていたカズさん&じゅ〜んさんがダブルヒット!
 
  
          今度は右側からのいじめですか?
 
 
  
                う・羨ましい・・・
 

左右からいじめられ涙目ジャークでシャクっていると・・・
 
  
                 自分にもヒット〜(嬉)
 
  
                   60cm
 
しかしその後は誰にもアタリなし。
強い日差しがジリジリと容赦なく船上に降り注ぐ。
暑い中でジグをシャクリ続けるのは結構キツイものがある。

ここでカズ君はライトタックルに持ち替えて自作のタイラバを落とし始めた。
 
この軟弱者め・・・
 
 
  
             しかしコレに何かがヒット
 
  
  上がってきたのは先程と同サイズのハマチだった

 
なんと、タイラバのスローな釣りで青物が釣れるのか?
 
自分も1個だけタイラバは持ってきていたので、太刀魚タックルにタイラバを装着し落としてみる。
着底したらすぐにスローリトリーブ開始。
落としてはゆっくり巻き上げて、また落としてはゆっくり巻き上げて・・・

ほーらだんだん眠くなる・・・
 
そういえば昨夜は車中で3時間仮眠しただけ。
その前の夜もシーバスGP最後の勝負で深夜まで釣りしてたので3時間しか寝ていない。
アタリもないし激しい眠気が襲ってきたのでゴロリと横になり、日よけのためにタオルを顔にかけて仮眠休憩する。
 
















あまりの暑さに目を覚ますと時間は午後1時30分。
波に揺られていい気持ちで1時間以上爆睡してしまったようだ。
カズ&じゅ〜んがなぜか笑っている。
 
「あー、起きてしもた。もうちょっとでリアルあしゅら男爵完成やったのに」
 
????



 
  
 顔にかけたタオルが半分ズラされている(撮影:カズ)
 

あ・危なかった・・・、なんちゅう事を・・・
本当に顔半分だけ日焼けしたら日常生活に支障を来たすではないか。

 
後でお返しにボガグリップでカズ君の二の腕の皮を後ろからそっとつまんでみたりした。
 ※良い子のみんなはマネしないでね。
   ボガグリップの挟む力は意外と強力で、メチャクチャ痛かったようです。
 











 
さて残り30分、ラストスパート!
可能性を信じて最後の瞬間まで力いっぱいシャクリ続けるのだ!
仮眠もしたので体力回復!
オラオラオラ〜
 
しかしカズはこのラストスパート場面でタイラバを投入しジワジワとスローリトリーブしている。

こら〜、ラストぐらいしっかりシャクらんかい!




 
ところが・・・
 





 
  
             ほい来たでぇ( ̄ー ̄)
 

そして上がってきたのは




 
  
                     マダイ57cm
 
これは・・・、他魚の部でいいとこ行くかも・・・
 
自分も慌ててタイラバ投下(笑)
1回コツンと来たが、反射的にアワセてしまった。
 
ここで午後2時ストップフィッシング。






 
港に戻り魚を検量に出し、成績発表を待つ。

全体的な釣果としては、太刀魚は指3〜5本クラスが1人数本、青物は50cm〜60cmクラスが1人0〜2本程度といったところか。
他魚ではサワラ・真鯛・グチなどがボチボチ釣れていた。
これまでの大会の成績から言うとこれでも良く釣れた方だとか。
 
 


そしていよいよ成績発表。(各魚種1匹重量)

 
太刀魚の部は身内からは入賞者なし。
総重量勝負なら桜花さんはダントツだったかもしれないが、今回は1匹重量勝負だ。


続いてマダイの部

 
 
   
             マダイの部優勝 カズさん
 




そしてなんと

   
        青物の部3位 じゅ〜んさん
 
 
   
         入賞者インタビューに応えるじゅ〜んさん
 

2人とも おめでとう!
 
 
自分は残念ながら入賞はできなかったが、ここからのジャンケン大会で勝負!

本番はこれからなのじゃ〜
 
  
     大会本部テントには多数の豪華賞品が用意されていた
 

まずは帽子やTシャツやバッグやジグなどの大量の賞品がジャンケン大会で配られていく。
このあたりの賞品は全員に2〜3品当たったのでジャンケンで買っても負けても大差ない。
勝負は高額賞品が出てからなのだ。
 
そしていよいよ高額賞品の争奪戦に突入。
 
まずはシャウトのジグバック6点セットが出てきた。
総額1万円を軽く超える高額商品だ。
 
自分は1回戦、2回戦、3回戦、4回戦と順調に勝ち進み、最後の2人に残った。
 
毎回ジャンケン大会ではここまでは行くのだよ。
しかし詰めが甘いのも毎度の事で、最終決戦で勝ったことはないのだ。







 しかし今回は違った( ̄ー ̄)


 
  
     100人以上のジャンケン合戦を勝ち抜き賞品ゲット(嬉)
 
この後のジャンケンでは、じゅ〜んさんがさらに太刀魚用ジギングロッドを1本ゲット。

さらに全員に参加賞(ジグ3個)もあって、我々は多くの戦利品を手に帰路についたのだった。



 
今回初めて参加させてもらったジギングフェスティバル。
釣果はそれなりだったけど、色々な人が集まる大会は本当に楽しいものだ。
また来年もみんなで参加しよう。




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