深夜釣行 > 釣行記 > 2006/ 4/29

本領発揮


4月29日(土) ゴールデンウィーク初日
今日もシーバス狙いの出撃です。


夕食を終えて家を出たのが午後7時半。
潮は大潮で干潮が午後6時過ぎなのでまだ潮位は低いはずだ。
まずは最近好調に釣れている川に向かった。
しかしいつものポイントにはまだ水がないので、川の下流部から叩いてみることにした。

スパイクブーツを装着して滑る足下に注意しながら、護岸下の敷石に降りる。
水面を見渡すと、ベイトの波紋が・・・・見えない。
あれ?
しかし潮は上流へ向かってゆっくりと流れているようなので、これから時合いになるかもしれない。
ベイトとシーバスが入ってくる事を期待しながら、ともかくキャスト開始。

30分後・・・
全く反応がなかったので移動を決断。
潮位の上昇に合わせて、この川を遡りながらポイントを叩いていく作戦だ。

一旦車に戻ろうと護岸を歩いていると、投網師と遭遇。
挨拶すると、いろいろ有益な情報を教えてくれた。

しかし、これから入ろうと思っていたポイント近くで投網を打つつもりとの事だったので、別の川への移動を決断。
大きくポイントを移動して、小規模河川の河口部にやって来た。

真っ暗なポイントに立って状況を確認。
川幅は河口部の狭いところならフルキャストすれば対岸に届いてしまう距離だ。
潮は上流に向かってどんどん流れている。
この流れに乗って川に遡ってくるであろうシーバスを河口部で迎え撃つ作戦だ。
ここにルアーを通していれば、きっとシーバスに出会えるはず。
しかし水面には大量のちぎれた海草が流れていて釣り辛い。
一投ごとにルアーに絡まってくる海草に苦戦しながらキャストを続けていると、対岸に人影が現れた。
暗くてよく分からないが釣り人ではなさそうだ。
しかし手には何かを持っている。

まさか・・・
頼む、邪魔しないでくれ・・・

その願いも空しく目の前で投網投入。
対岸を移動しながら投網を連続投入。


これでこの場所にも見切りをつけて移動。

その後周辺のポイントを何ヶ所か彷徨ったが、シーバスの気配を見つける事ができない。
そうこうしているうちに、満潮タイムが近づいてきた。

ヤバイ
いつものパターンに陥ってきた。

こうなったらあのポイントに入らせてもらうしかない。
4月25日にMr.Hさんに連れて行ってもらってガムさんと2人で70アップが釣れたポイントだ。
 (4月25日の釣行記参照)

このポイントでは、26日にもガムさんとMr.Hさんの2人で80アップ3本を含む9本と爆釣。
前日の28日にも、Mr.Hさんが57cmと80cmを釣っている。
おそらく今日もMr.Hさんは来ているに違いない。


お助けポイントに着くと、やはり居ましたMr.H師匠。
挨拶して状況を聞くと、既に82cmを1本やっつけていた(凄っ)

隣に割り込ませてもらい、期待を込めてキャスト開始!

しかし・・・
アタリがない

時間だけが過ぎていき、潮を引き潮に入った。
しかしMr.H師によれば、このポイントは引きにはいってからがイイらしい。
2人並んでキャストし続けていたが、Mr.Hさんは明日も仕事という事で撤収。
「絶対釣れますよ。明日の掲示板楽しみにしてます」という言葉を残して去って行った。
僕は1人居残って残業。
狙うは80オーバーのランカーシーバス!


しかし・・・
1人になって話相手が居なくなると眠くなってきた。
睡魔と闘いながらひたすらキャストを続ける。
潮はイイ感じで流れている。
途中2回のショートバイトがあったが、段々意識が遠くなってきた。

必死で意識を保ちながら流れの中でルアーを泳がせていると

ゴゴンと明確なバイトの感触!

足下でのエラ洗いもかわして無事タモに収まったが、サイズが・・・


 



ここ数日で80アップが何本も出ているこのポイントでは、おそらく最小記録だ(涙)

しかしこれで目が覚めた!
シーバスは居る!
釣れる!
ポイント最小記録を作ってしまったが、あとはサイズアップ!
今夜こそ80cmの壁を越えるのだ!

ルアーローテーションしながら集中して流れのヨレを探る。
しかし、後が続かない。

再び眠くなってきた・・・

ランカーはどこに居るのか?
もしかして強い流れのド真ん中に居たりするのか?

本流のド真ん中にルアーを撃ち込んで、流れの中でルアーを泳がせていると。

ヒット!







居た! 流れの中に居やがった!

バレないように強引に寄せて・・・


一気に抜き上げた(爆)





なんじゃコリャ〜



Mr.H師匠・・・、もう立ち直れそうにありません _| ̄|○


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