深夜釣行 > 釣行記 > 2006/ 4/ 25

シーバス勝負じゃ! (Mr.H師匠 降臨編)


4月25日
ガムさんとの同行出撃を予定していたが、仕事を終えたのが少し遅くなってしまった。
今日はやめて帰ろうかとも思ったが、一応ガムさんに電話してみる。

 しまっ 「釣れてますか?」
 ガム 「小さいけど1本釣りました。Mr.Hさんと一緒に釣りしてます。」
 しまっ 「まだ暫くそこで釣る?」
 ガム 「もうちょっとここでやると思います。」
 しまっ 「そしたら今からそっちに行きます。」


Mr.Hさんといえば、最近掲示板にも書き込みをしてくれた、ガムさんのシーバス師匠だ。
シーバス暦は浅いながらコンスタントに釣果を上げているガムさん。
その師匠はタダ者ではないはず。
一体どんな人なのだろうか?

現場に着くと、2人並んで釣りをしていた。

 しまっ 「初めまして、しまっです。」
 Mr.H「こんばんは、はじめまして、Hです。」


簡単な自己紹介と挨拶をした後、隣に入らせてもらって釣りを開始した。
しゃべりながら3人並んでルアーを投げるが、シーバスの反応はない。
そのうち水面に大量のゴミが漂い始めた。

どうやらここでの時合いは終わったようなので、Mr.Hさんの案内でポイントを移動する事にした。



Mr.H師匠が案内してくれたポイント。

それは今まで自分は全く目を向けていなかった場所&シチュエーションだった。
Mr.H師匠はロッドを持たず、タモ網だけを持ってポイントに立ち、ポイントの状況と釣り方の説明をしてくれた。

 ・水深は足下で4mぐらい
 ・岸壁の角で沖に出ていく強い流れと、横からの引かれ潮がぶつかって流れの壁ができている。
 ・ルアーローテーションしながらそのラインを縦に探っていく。
 ・強い流れの脇で潮がヨレているポイントにベイトが溜まってシーバスが居るので遠投不要。
 ・ルアーは強い流れの中でもバランスを崩さずにしっかり泳ぐのを選ぶ。
 ・ルアーのカラーは暗い場所なので白系がいい。

説明は大体こんな内容だったと思う。

ガムさんと2人並んで指示されたラインを狙っていく。
狙うポイントは1箇所なので、オマツリが頻発(笑)
Mr.H師匠が自分のロッドを持ってこなかった理由が分った。



程なくして


 ガム 「来たっ!」

 しまっ 「バラせ(心の声)」

 ガム 「あーバレた〜」

 しまっ 「よし。(心の声)」





また暫くして
 
 ガム 「よし来たっ!」

 しまっ 「よしバラせ(心の声)」

 ガム 「うわまたバレた」

 しまっ 「よしよし(心の声)」





そしてその直後

 ガム 「また来た!」

 しまっ 「またバラせ(心の声)」

しかし今度の心の声は通じなかったようで、バレずに足下まで寄ってきた。

 Mr.H 「こっちへ引っ張って来て〜」

タモ網を構えたMr.H師匠がランディングポイントをガムさんに指示する。

 Mr.H 「おっ、60は越えとるな」

タモ網を伸ばすMr.H師匠。

そしてシーバスが最後の抵抗を見せたその時

 「あっ、切れた」

どうやら何かにラインが当たって切れてしまったようだ。

暗くてよく分からなかったが、真っ直ぐな岸壁が続くこの場所で唯一コンクリートの出っ張りがある場所があった。

Mr.H師匠が指示したランディングポイントは、たまたまその出っ張りのすぐ脇だったのだ(爆)

 しまっ「Mr.H師匠ナイスです(心の声)」


ガムさんはラインシステムを組み直すために戦線を離脱した。
この間はポイントを独占だ。
オマツリを気にせずに攻める事ができる。

ガムさんがモタついている隙にシーバスゲットだぜ〜。

ルアーローテーションしながら潮目を探っていとショートバイトが1回あった。
しかし、続けて同じ事をやっていてもアタリが来ない。

???

立ち位置の問題か?
ガムさんが立っていた位置からやってみたがアタリがない。

縦の誘いが効くのか?
潮目に沿ってバイブレーションをリフト&フォールさせてみたがアタリがない。

普段やっているシャローでの釣りとはちょっと勝手が違う。
自分が教えられた通りの事ができているのかどうかさえ不安になってきた。

そうこうしているうちにガムさんが復帰してきてしまった。
(チッ)



釣りを再開したガムさんにいきなりショートバイト。

そして再びヒット&バラシ。


こちらは全くアタリがない(焦)


早く巻いてもダメ


遅く巻いてもダメ


遠くへ投げてもダメ


足下で泳がせてもダメ


バイブレーションを投入してもダメ


ワームを借りて投げてもダメ


沈めてもダメ


表層を引いてもダメ


もう何をやってもダメダメ






 ガム 「しまさん、釣りしよんですか?」


ぐっ、
一番言われたくない台詞を言われてしまった。
しかし返す言葉がない。

涙目でルアーをキャストし続けるが、やっぱりアタリはない。

 ガム 「よしまた来た!」

 しまっ 「なんでじゃ〜」


今度はバラさずに足下まで寄せてきて、障害物のない場所で魚を浮かせにかかる。
何度も下に突っ込まれて楽しそう(羨)

そしてついにシーバスはMr.H師匠の差し出したタモ網に入ってしまった。

70cmクラスのグッドサイズが引き上げられる。

羨ましい・・・・

ガムさんのシーバスを横目で見ながらルアーを引いていると。





ゴツンと明確なアタリを感じた!

グイッと合わせを入れると、頭を振って暴れるシーバスの感触が伝わって来た。

逆転するドラグ。

 しまっ 「来ました〜」

 Mr.H「ゆっくりやりよってよ〜」

タモ網にはまだガムさんのシーバスが入っている。

 しまっ 「は、早く来て〜(心の声)」

しかしシーバスはなかなか寄って来ない。
やっと寄ってきたかと思うと、今度は下に向かって何度も突っ込む。
ヒキを楽しむ余裕はなく、ただバレない事を祈りながらファイト。

やっと魚が浮いて来たところで、Mr.H師匠がタモ網持参で駆けつけてくれた。

足場が高くて暗い場所なのでタモ入れも難しいが、無事ランディング成功。



 
       2本のシーバスが並んだ


Mr.H師匠が2本のシーバスの全長を計測する。

 「ガムくんのが、ナナジュウ・・・・4センチ」

 「シマさんのが、ナナジュウ・・・・6センチやな」

 ガム 「うわ、やられた。」

 しまっ 「マルスズキの自己記録です。」( ̄ー ̄)


嬉しかったので、Mr.H師匠に写真も撮ってもらいました。

   
                ○岡持ち & ビクトリークロス


その後は2人ともアタリなく、時間も遅くなったので本日の釣りは終了。

そしてなぜか深夜のおしゃべりタイムに突入(笑)



やはり上手な人に連れていってもらったり、話を聞いたりするのは大変勉強になります。

Mr.H師匠ありがとうございました。

そしてガム君
いつでもかかって来なさい(爆)



またみんなで楽しく遊びましょう!

深夜までお疲れさまでした〜(^O^)/



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