深夜釣行 > 釣行記 > 2006/ 4/ 13・14

連続入れ替え


今回の話の始まりは、こんな掲示板でのやりとりだった。



行ってきました。 / ガム

今日は、雨の後だったせいかどこのポイントも人が多かったです。シーバスの活性が高かったみたいで、久々にボイルも目の当たりにし自分自身の活性もかなり高まりまいた。
3カ所ほど攻めた末、5バイト、3本キャッチ最大60pでした。サイズはでませんでしたが、そこそこ満足できました(嬉)1本はネットにルアーが絡まり逃げられてしまいましたw



No.2958 - 2006/04/13(Thu) 00:13:55

Re: 行ってきました。 / しまっ

昨夜は状況が良かったみたいですね。
僕は草野球してたので出撃できませんでした。
ガムさん今夜も出撃ですか?
僕も今夜は出撃したいです。

No.2962 - 2006/04/13(Thu) 07:50:18

Re: 行ってきました。 / ガム

しまっさん今晩出撃頑張ってください。
僕は今晩長時間取れそうにないので近所の川に潮位のいい時間帯に15分ほどやろと思います。
昨日はしまっさんがいきなり登場したポイントで釣れましたよ。
覗いて見て下さい。

No.2966 - 2006/04/13(Thu) 11:16:57


4月13日(木)夜
仕事帰りに昨夜ガムさんが60cmを釣ったという河口ポイントに行ってみた。
潮はいい感じで流れていたし、水面にはイナッコと思われるベイトの波紋も出ていたので期待が高まる。
メガバス110SWを投げると底を擦ったので水深はかなり浅い。
サスケSF95でも時々底を擦ったので、おそらく50cm前後だろう。

ルアーローテーションしながら流れの中を探っていると、TKLM11にヒット!
ドラグを出されながらもゴリ巻きで寄せてくる。

 
      無事取り込んだのは60cm

3月から始まっているシーバスGP第2戦では、まだ51cmまでしか釣っていなかったので入れ替え成功。
最近はボウズ続きだったので魚サイズ以上に嬉しい。

続けてもう1本と思ったが、この後潮の動きが止まってアタリも止まってしまった。

その後、周辺の川を何ヶ所かやってみたが、シーバスの反応を得られないまま時間切れとなった。


その翌日の4月14日(金)

仕事が終ってからガムさんに電話してみる。
 シマ「今日は出撃せんのですか?」
 ガム「いやーどうしようかなと思いよるんですよ」
 シマ「僕は昨日の所にまた行ってみます」

こんな電話のやりとりの後、ポイントに着くと先行者あり。
既にガムさんが来てロッドを振っていた。
 シマ「こんばんは、どちらの変態さんですか?」
 ガム「お疲れさまです。もう1本やりましたよ。50cmですけどトップに出ました。」
 シマ「マジ?さすが仕事が早いわ」

急いで準備してガムさんの隣に入らせてもらう。
トップに出たとの事だったので、ルアーはTDソルトペンシル11Fをセレクト。
チャプチャプとドッグウォークさせながら流れの中でシーバスを誘う。
昨日と同じくいい感じで流れていて、ベイトの気配もあるので期待できそう。
何投かしていると、チャプチャプ泳ぐTDペンシルのすぐ脇でゴポッとシーバスが出た!
しかし残念ながらミスバイト? アタリは感じなかった。
ルアーを激しく動かし過ぎたか?
今度はより確実に喰わせるために、チョンチョンと誘った後スーッと引いてみたりしたが出ない。
シーバスは居るには居るが、数はそれほど入って来ていないように感じた。

ならばよりアピール力の強いルアーでシーバスを寄せて食わせるまでだ。
ルアーをポッパー(ラパラ・スキッターポップSP9)に交換する。

コイツは引きながら軽くトゥイッチすると、ポコンというポップ音とともにピシャッと飛沫を飛ばしてくれる。

クルクル
とリールを巻いて

軽くトゥイッチ
ポコン・ピシャ

ドシャローエリアの静かな水面ではかなりのアピール力だと感じられる。

クル・クル
ポコン・ピシャ

クル・クル
ポコン・ピシャ

クル・クル
ポコン・ピシャ

クル・クル
ポコン・ピシャ

クル・クル
ポコン・ピシャ

クル・クル
ポコン・ピシャ

クル・クル
ポコン・ピシャ

クル・クル
ポコン・ピシャ

クル・ク
ガボッ・ドバン

ロッドに完全に重みが乗ったところでグイッとアワセを入れる。

ヒ、ヒットォ〜

トラグを鳴らしながら浅場を右に左に走り回るシーバス。
昨日の60cmより引きが強い。
ロッドを横に倒してゴリ巻きで寄せようとするが、ドラグが鳴りっぱなしでなかなか寄ってこない。
それでもラインテンションを保つためにリールを巻く手を止めず、何とか砂の上にズリ上げた。


  
   メジャーを当てると71cm 連続入れ替え成功♪

ルアーは胸ビレの辺りに掛かっていたが、2本のフックがしっかりと刺さっていた。
ポッパーはアタリがあっても掛からない事が多いので、一発で掛かったのはラッキーだったと思う。

魚をリリースして煙草に火をつける。
至福の一服だ。

負けず嫌いのガムさんは一心不乱に流芯に向かってルアーをキャストしている。
どうやら勝負モードで72cmを狙っているらしい(笑)
しかしこの男は侮れない。大物を引き寄せる「何か」を持っているのだ。
勝負ならばまだ安心はできない。
一服し終わって、再びガムさんの隣でポッパーを投げる。
ここでもう1本釣ってトドメを刺すのじゃ〜。

しかし程なくして潮が止まってしまい、ベイトの気配も消えてしまった。

 ガム「ここのポイントはこうなったら釣れんのですよ」
 シマ「そしたらどっか違う場所に行きますか?」
 ガム「どこ行きます?」
 シマ「でも金曜日の夜やし、メジャーポイントは空いてないかな・・・」

2人でそんな相談をしていると、僕の携帯電話が鳴った。
家からの「早く帰って来てコール」かと思ってドキッとしたが違った(ホッ)



電話はKAZUくんだった(彼が何者か知りたい人は3月11・12日釣行記参照下さい)


カズ「今高松で飲みよんですけど、シマさんのファンが居るので電話代わります。」
シマ「はい?・・・・」(なんのこっちゃ)

「もしもし初めまして。じゅーんです。」
シマ「あっ、じゅーんさんですか、初めまして。」
  じゅーんさんは掲示板で何度か会話を交した事はあったが話をするのは初めてだ。

「初めまして、ごぉごぉです。辻原さんも居るので代わります。」
シマ「へっ?マジっすか?」
  ごぉごぉさんも今まで掲示板だけのお付き合いだった。どんな人なんだろう。

「お久し振り、伸弥です。」
シマ「ご無沙汰してます。何してるんですか?」
  ダイワ精工のフィールドテスター辻原伸弥さん。昨年5月の日本海遠征以来だ。

なんだかよく分からないメンバーだが盛り上がってて楽しそう。
ガムさんといっしょに混ぜてもらう事にした。


急いでタックルを車に片づけて、宴会会場の高松の居酒屋に向かう。

店に入ると10数人のグループでで盛り上がっていた。(驚)

 伸弥さん
 とん太さん夫妻
 カズくん
 庵治くん
 じゅーんさん
 ごぉごぉさん
 やすさん&わかさん夫妻
 ・
 ・
 ・
 ?

な・何なんだ、この面子は?

話を聞くと、伸弥さんが日曜日に高知でのエギングセミナーをやるらしい。
その前に高松に立ち寄ってくれたので、みんな集まったらしい。

初対面の人も居たけど、熱い釣り談義からバカ話まで、時の立つのも忘れて盛り上がった。

気が付けば朝の4時。

会社帰りのちょっとみちくさ釣行のつもりが、メチャメチャ楽しくて長い夜になりました。





こうやって釣りとインターネットを通して友達の輪がどんどん広がっていく。
釣りのホームページをやってて本当によかったと思えます。



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