深夜釣行 > 釣行記 > 2005/10/4

復帰戦シーバス

訳あって1ヶ月以上シーバスフィッシングから遠ざかっていました。
訳というのは、家庭の事情なので深く突っ込まないで下さい。
ところが日中雨が降ったのでガマンしきれず、会社帰りにチョットだけと思い海へ行ってきました。



10月4日(火)
昼前にに降リ出した雨が、夕方には止んだ。
一時はけっこうな勢いで降っていたので、川が一時的に増水しているに違いなかった。
夕方6時30分、仕事を早々に切り上げて潮汐表をチェック。
夜8時半には帰宅していなければならないので、釣りできる時間は実質1時間弱。
大潮で干潮は18時過ぎ・・・・ド干潮である。
川の上流部は水がない。
そこで川の最下流部で以前から目をつけて下見していたが、まだ手を出していないポイントへ車を走らせた。

ポイントに着き、高い場所から海を見下ろす。
時間は既に7時前。7時半には撤収しなければいけないので短時間勝負だ。
ランガンして魚を探している時間はない。
暫く見ていると、暗闇の中で何やら魚が跳ねたのが分かった。
ボラかもしれないが、ともかく生命感は感じられたのでこの場所で勝負する事にした。
急いでタックルを準備して下へ降りていく。
海の際まで降りて水面を観察すると、明らかにシーバスと分かるライズが何回か出た。

チャンス!

まずはポッパーから試してみる。
真夏の河川中流部ではコレにしか反応しない事もあったのだが、3投して無反応だったのでルアーチェンジ。
時間がないので早くヒットパターンを探り当てなければならない。
次にTDペンシルをキャスト。
2投する間にドッグウォーク、タダ引き、流れに乗せてホットケなどを試すが無反応。
その間にもシーバスのライズは結構な頻度で続いている。
川の水が海水とぶつかって潮目ができていて、その周辺でライズが多い。

TOPに見切りをつけて、シャロー系ミノーにチェンジ。
まずはTKLMのトゥイッチ。
8月に似たような状況で70アップを出したメソッドだったが、反応がないので2投でチェンジ。
コモモは?・・・出ない、2投でチャンジ。
次はメガバスX−80をキャスト。底擦ったので1投でチェンジ。水深は1mあるなしか。
ならばワンテンは?イナッコがベイトの時には結構効いたルアーだったが2投して無反応。
シーバスに追われて水面で散っているベイトはどうやらサヨリのようだった。

まずい・・・ライズ出まくりで何投げても相手にされないパターンにハマってきた。
2・3投毎にルアーチェンジを繰り返して、必死にヒットパターンを探していると、ついにヒット!
久し振りのシーバスの感触だが、やけにおとなしく寄ってくる。
半分ほど寄せたところで、足下に障害物がある事に気付いた。
沖目で疲れさせるため、一旦リールを巻くのをやめて様子を見る。
すると猛然とダッシュが始まった。
やはり力を溜めていたか。
ドラグから糸を引きずり出して数メートル走った所でエラ洗い。
少し間があって再びエラ洗い2発。
さらにドラグを鳴らして短距離ダッシュ2回。
これで疲れたかと思い寄せにかかる。
時折抵抗を見せるが最初のパワーはもうないようだった。
足元でやはり石の間に突っ込もうとしたが、強引に向きを変えてタモに誘導。
無事取り込んだ。


サイズは60cmぐらいのまあまあサイズ。


久々の釣行で、しかも初めての場所で1本出たので妙に嬉しい^^
早速写真撮影♪ しようとしたらカメラが車の中。
急いで車からデジカメとメジャーを取り出したが、ネットにルアーのフックが掛かって魚がなかなか取り出せない。
もたつきながら写真を数枚撮って、ルアーを外そうとしたが、エラにフックが入って血が出ていた。
やりとりや写真撮影にも必要以上に時間をかけてしまったのでリリース不能と判断してキープ。

ヤバイ所にフックが深く入ってます


この時点で7時15分。残りあと15分!
まだまだライズは続いていたが、追加ならず。
ベイトが2回ほど掛かってきただけで終了〜。

やはりマッチ・ザ・ベイトがキモか?


しかし、これだけライズがある中で1本しか獲れないのはまだまだ修行不足ですね。


ともあれ急いで帰宅。
持ち帰った魚を見たカミさんの反応は

「えっ、釣りしよったん? ヒドイ〜」

こりゃ完全復帰はまだ先ですね。


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