深夜釣行 > 釣行記 > 2005/5/28-1

SRS日本海遠征


5月28日〜29日、かねてより計画していた日本海遠征に行ってきました。


事前情報ではアオリイカは良型がボツボツ、メバルは尺近い大型が釣れているという事だったので期待が高まります。

今回のメンバーは
SRSのヒロシエさん(高知)とタケちゃん(愛媛)、シャクリ中毒のなかがーさん(徳島)、しまっ(香川)の4人。
そして現地で我々4人をサポートしてくれるのは、有名チームCLUB海族のタニ・タイスケさん。
さらに2日目にはダイワ精工フィールドテスターの辻原伸弥さん、釣りバカ女倶楽部のつねさん、しょーこさん、Tak顧問らとも合流という超豪華メンバーです。


高速道路をひた走り、丹後半島某所に着いたのは28日AM3時。
タニさんは雑誌取材釣行の最中との事だったので、朝まで車で仮眠・・・・する事もなく、地図とナビを頼りにポイントを探して釣り開始。
出発前には「早く着いて少しでも寝ておきましょう」と言っていたヒロシエボスが先陣を切っていた(爆)
ここはフグ&豆アジに遊ばれただけで移動。 

次のポイントはいい感じだったが大した釣果もないまま朝マズメを迎えた。
明るくなってから入ったポイントでタケちゃんがキロ弱のアオリイカをGET!

足元でのヒットだったらしい。
人間の活性は一気に上がり4人でシャクリまくったが後は続かず、タニさんと合流する時間になった。


某漁港でタニさんと合流。昨年10月の淡路島エギングパーティーの時に海族BBQに混ぜてもらった時に遊んでもらって以来の再会だ。
同行の海族のメンバーの方や雑誌社の方にも挨拶して、取材釣行の釣果を見せてもらうと、ビニール袋に25cmオーバーの大型メバルがみっちり詰まっていた。
これでも状況はシブいとの事だが、夜の部のメバルに期待が膨らむ。

さっそくタニさんの案内でアオリイカポイントへ。
車を置いて漁港を抜け山を越えると、短い波止が2本。
その向こうに大きくて平らな地磯が広がっていた。
全員思い思いの場所に陣取ってエギングを開始。
僕はスパイクシューズを履いていたので地磯の先端まで行ってみた。
足元から水深があり潮も通していていい感じだ。
海底にはあちこちに根があり、ワカメやホンダワラ等の藻もびっしり着いてる。
さっそくエギをシャクリ始めたが、沖合いに大規模なナブラが出ているのが気になっていた。
ナブラは投げて届く距離ではなかったので無視してエギをシャクリ続けていた。
しかしナブラが右へ左へと移動しながら少しずつ近づいてきたので、エギングに集中できなくなってしまった。

車に戻ればシーバスタックルとメタルジグがある。
しかし駐車場まではかなり距離があり、しかも山越え。どうする・・・

ダーッシュ!(爆)
車まで戻り、息を弾ませながらシーバスロッド(SRM86L)にメタルジグをセット。
イカギャフを玉網に付け替えて再びダーッシュ。(滝汗)
山を越えて地磯手前の波止に戻ると、100m程沖に大規模なナブラが!
波止の先端にいたヒロシエさんによると、ついさっきまでは投げて届く距離まで近づいて来ていたらしい。
遅かったか・・・、メタルジグをフルキャストするが後少しで届かない。
だんだん離れていくナブラに向かってフルキャストを繰り返していると、PEからキャスト切れしてメタルジグが飛んで行った(涙) 
さようならバンジーメタル・・・。やはり日本海でもお約束ですか?

しかし、まだ沖合いでは大規模なナブラが出たままになっている。
急いでリーダーを結びなおして、もう1個だけ残っていたメタルジグをセット。
沖を見ると、地磯先端側にもナブラが見えたので、ダーーーーッシュ!


この様子を見ていたタニさんは後にこう語った
「いや速かったですねぇ。僕が見た中でもトップクラスの磯走りスピードでしたよ(笑)」
まぁスパイク履いてたし、あのナブラは興奮モノでしたから。

なかがーさんも後にこう語った
「ウンコでも漏れそうだったのかと思いましたよ」
さすがはシャクリ中毒。エギングに集中していて、あれだけのナブラにも気付いてなかった模様です。


そんな周囲の視線にも気付く事無く地磯の先端に到着。
相変わらず大規模なナブラが出ているが、ちょっと遠い。
届かないナブラに向かってキャストしていると、50m程沖で小規模ながら派手なナブラが発生した。
チャーンス!射程距離内!メタルジグ発射!
ナブラの脇表層をファーストリトリーブ。
反応なし
焦る
2投目
あれ?ナブラが消えた。沈んだか?
下にはまだ居るかもしれないので、3投目のメタルジグをいったん着底させてみる。
リトリーブ開始しようとすると、ロッドが曲がった。
マズイ根掛りか?最後のメタルジグだったので、ロストしたらゲームオーバーだ。
ゴリ巻きすると重いけど寄ってきた。
よかった海藻だったか。
ん?なんか引いてるような気が・・・。

手応えを確かめながら半信半疑で巻いてくると、赤い魚が上がってきた。
ガシラちゃんでしたか。けっこう良型かな?日本海のガシラって赤くてキレイ♪
などと思いながら抜き上げてみると、なんと高級魚アコウ(キジハタ)でしたー(嬉)

 
さっそくみんなの所に戻って記念撮影♪

そのうちナブラも遥か沖合いに離れていったので、エギングに戻ったが反応なし。
海族の方はこの場所で1杯釣っていたが、四国組にはアタリがなく次のポイントへ。
タニさんの案内でナイスなロケーションのポイントを何ヶ所か叩くも誰にもアタリなし。
タケちゃんがアオリを釣ったポイントにも再び入ったが、残念ながらアタリのないまま移動。
最後のポイントでは先行者エギンガーが4人いたが丁度撤収するところだったらしいので挨拶して入らせてもらう事に。
波止の先端で釣りを開始すると、なかがーさんが
「さっきの4人、ずっとこっち見てますよ」
「海族とかSeaNasのTシャツ着てるから、僕ら上手い人と勘違いされてるんとちゃいます?」
と言ったので後ろを振り返ると、なるほど先程の4人が並んでコチラを観察するように見ている。
まぁ海族のタニさんは釣り雑誌などで有名人だし、見た目もハデなのでタニさんに気付いてるかも(笑)
気にせずシャクっていたら、隣でシャクっていたなかがーさんの[自意識過剰ジャーク]が炸裂!
PEが高切れ〜 (^m^)プッ
それを見たギャラリーも納得して帰って行った。

ここもいかにも釣れそうなポイントだったが、アタリのないまま宿泊先のチェックインタイムを迎えた。

タニさんが予約してくれていたコテージへチェックインしたのはPM3時だった


魅惑のディナータイム、そして期待のナイトメバゲーへと続く・・・

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